電通は2月20日、2007年の日本の総広告費と、媒体別・業種別広告費を推定した「2007年(平成19年)日本の広告費」(PDF)を発表した。新聞、テレビ、ラジオ、雑誌のマスコミ4媒体は3年連続して前年を下回り、一方で4年連続増加となったインターネット広告費がついに雑誌広告費を抜き去った。 2007年の日本の総広告費は7兆191億円で、前年比101.1%だった。また2008年の総広告費は、情報・通信、家電・AV機器、交通・レジャーなどの業種の出稿増が寄与し、前年比101.7%となる見通しだ。
![ネット広告費が雑誌広告を抜き去る、電通発表「2007年日本の広告費」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/afacdbfb39f41ca5c35247eac5634b691379045d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjapan.cnet.com%2Fstorage%2F2010%2F12%2F12%2Fc46a1e3a2140cdd6b28071d98bf2db25%2Fstory_media%2F20347197%2F060508ads_184x138.jpg)
きっかけというより、広告業界の構造的な問題を考えてしまったということなんです。既存の広告業界というのは、ものすごくマスメディア依存なんです。それもテレビ依存が圧倒的で、テレビというメディアからの収益率が75%くらいなわけです。 ―― その数字の前では新聞ですらかすみますね。同じマスメディアでも。 そうなんですよね。その75%を電通と博報堂がほぼ支配していて。同時に、その収益の源であるテレビや新聞は、規制業界です。規制業界というのは、何か事件が起きて、社会的問題になるケースが多い(笑)。 ―― 金融業界とか、建設業界とか。 庶民から恨まれて、嫌われて。銀行にしても、ゼネコンにしても、庶民のシンパシーというのがなくなると、ぼろぼろになるわけです。そういった例を過去に見ていて、いずれテレビや新聞にもそれが起こるだろう、と僕は思ったんです。それが1999年ぐらいのタイミング。 ただ、広告会社はネッ
Truth in advertisingFeeling unusually threatened, the software giant does an unusual deal EVER since Bill Gates disrupted IBM's dominance of the computer industry and made Microsoft the world's biggest software company, he has feared being disrupted in turn. That is why in 2005 he hired Ray Ozzie, a veteran software guru. On arrival at Microsoft Mr Ozzie wrote a memo, called “the internet services
2006年10月12日のエントリーで次のように書いた。(英国のインターネット広告費が)2004年に旧4大メディアの一角のラジオ広告費を追い抜いた。そして,昨年(2006年)は雑誌広告費を抜き去り,今年(2006年)は新聞広告費に追いつく勢いだ。まさに,ゴボウ抜きである。それだけではない。トップランナーのTV広告の背中も見え始め,2010年にも追いつくという 2006年は予想通りの結果となった。英国では一足先に,年間のインターネット広告費が新聞広告費を追い抜いた。英Internet Advertising Bureau の発表によると,英国の年間インターネット広告費が2006年に20億ポンド(4760億円相当)に達し,19億ポンドの新聞広告費を抜き去った。前年比41.2%増と伸び率も凄まじい。目立つ傾向としては,検索広告が12億ポンドと全インターネット広告の5割以上も占めていることがある。
平 成 19 年 2 月 20 日 2006 年の日本の広告費は 5 兆 9,954 億円、前年比 0.6%増 ― 3 年連続増、インターネット広告が引き続き伸長 ― 株式会社電通(俣木盾夫社長)は 2 月 20 日、わが国の総広告費と、媒体別・業種別広告費を推定し た「2006 年(平成 18 年)日本の広告費」を発表した。 これによると、昨年 2006 年(1~12 月)の日本の総広告費は 5 兆 9,954 億円、前年比 100.6%であ った。総広告費は、2000 年にIT(情報技術)ブームを背景に 3 年ぶりに増加した後、減少が続いた が、2004 年に日本経済の景気回復基調とデジタル家電やインターネット(ブロードバンド)の普及を 背景に 4 年ぶりに増加し、2005 年(前年比 101.8%)に続いて 2006 年も前年実績を上回った。 また、本年 2007 年(1~12
ブランド好きな私でしたから、博報堂はとても好きな会社でした。(80年代) それが最近、あまり元気がないように見受けられます。 博報堂にお邪魔しても、フロア看板を見ても、電通のミニコピー組織を見るようではっとした発見がありません。 ADKとどっちがマージンが安いの?そんな低レベルな競争をしているように見えます。 レベルの高い熾烈な争いがないと、業界全体が沈没していきます。 90年代後半から2000年代に起きたことは、まさに広告業界の知的沈没でした。 これには代理店内部における知的部門の盛衰が関係しているような気がします。 そもそもメディア力に劣る博報堂は、知的部門で電通に伍し、優越してこそなんぼの勝負にようやく持ち込めたのです。 私見では博報堂の衰退は、クリエイティブとマーケとセールスプロモーションを一体化して、「ストプラ」と称した ところから始まったように思います。 その結果おきたことは優
2006年も様々なニュースがありましたが、それをまとめてみました。いや、いろいろな事がたくさん起こった年でしたね。 YouTube、YouTube、YouTube Googleに2000億円近い金額で買収されたこともそうですが、これだけ短い間にこれだけのビデオコンテンツを集め、ユーザーの視聴習慣を完全に変えてしまったサイトもないのではないかと思います。さらに、様々な国や言語のコンテンツが公開され、今までにない真にグローバルなメディアであるといえます。これからはマスメディアとの連携を強めながら、“オンラインビデオの窓口”としての位置を押さえようとしているなか、MySpaceが対抗意識を見せ、Yahoo!が買収したJumpcutのように次世代のビデオ共有サイトも出始めています。 MarkeZine 近未来マーケティングガイド 第6回 独創するYouTubeに「待った!」をかける http://
(織田 浩一) 「ad:tech New York 2006」が終了して、10日ほどたった。業界誌のニュースなども一通り目を通した感触では、業界での評価も出そろったようだ。今回は連載中の「ビデオの時代」の番外として、ad:techのまとめをお届けする。 ad:techは世界最大のデジタル・マーケティング/広告のコンベンションだ。ネットやオンラインではなく、“デジタル”と言っているのは、インタラクティブTVやデジタル・ビデオレコーダー、モバイル端末を含めたマーケティング・広告についてのコンベンションであるからだ。2006年は世界7都市で展開されているが、2007年も欧州やインドなどを中心に増やしていく予定で、東京も2008年の候補に上がっている。世界中で、デジタル・ネットマーケティング/広告への関心が高まっていることがわかる。 関心の高まりは、ad:techの中でも最大規模のad:tec
ad:tech2日目が始まった。本日は昨日よりも早く朝9時開始だったこともあり、当初は出足が遅いようだったが、それでもキーノートが始まる前までには多くの人が会場に姿を現した。それもそのはず、本日のキーノート「オンラインビデオ革命」には、現在最も注目を集めるビデオ・ソーシャルメディアYouTubeのCMOが登場するからである。 この2年、米国のデジタルメディア市場は、ソーシャルメディア、CGM(コンシューマ・ジェネレイテッド・メディア)によって牽引されてきた。その中でも特に、オンラインビデオ共有市場は人々の予想をはるかに超える勢いで拡大され、数カ月前までは著作権問題に目くじらを立てていたマーケッターやコンテンツ業界も、新たなビジネスチャンスを狙い、次々と参画してきている。オンライン調査会社eMarketerは、オンラインビデオ広告市場が2005年の2億2500万ドルから2006年には4億1
オンライン広告のニーズが高まり、人材不足から業界の給料が高騰しているという。オンラインとオフラインのスキルの違いは大きいため行ったり来たりが難しいためのということだが、Yahoo!のチーフセールスオフィサーは人材不足がオンライン広告の伸びを止めるかも知れないとまで言っている ソース:WSJ:Wanted: Online-Media Expertise October 23, 2006 in Industry | Permalink TrackBack TrackBack URL for this entry: https://www.typepad.com/services/trackback/6a00d8341bfeba53ef00d8342904f653ef Listed below are links to weblogs that reference オンライン広告専門家へのニーズ
GoogleはワシントンDCで行われているeMetricsで、AdWordsの広告主のサイトのランディングページを最適化するテストが可能なGoogle Website Optimizerを発表した。ランディングページのレイアウトの要素でどれがコンバージョンに貢献しているかをテストできるという。 ソース:TechCrunch: Google Launches Website Optimizer October 18, 2006 in Technology | Permalink TrackBack TrackBack URL for this entry: https://www.typepad.com/services/trackback/6a00d8341bfeba53ef00d83536186c53ef Listed below are links to weblogs that re
ZDNet.comの「Digital Micro-Markets」というブログに、「Google CEO wants $74 billion TV ad market」と題したエントリーが上がっていた。「Digg」でも比較的大きな反響があったので、見出しを目にされた方もいらっしゃるかと思う。 このエントリの冒頭には、「テレビの視聴者は『時間の無駄』であるテレビCMを我慢すべきではないとGoogleのCEO、Eric Schmidt氏が考えている(Google CEO Eric Schmidt believes television viewers should not have to stand for tv commercials that are “a waste of your time")」とあり、さらにSchmidt氏は「テレビを観ていると、明らかに自分に向けたものではないことが
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