エントランスを入ると、開放型34畳の大LDKと大きな吹き抜けの中心に太さ40センチもの巨木が! 日本でもこんな迫力ある家づくりができるとは。 国産無垢材を使って大空間・大採光の家づくりを手掛ける、「住宅で失敗しないための7つの自己防衛策」の筆者・松岡在丸(まつおかさいまる)さんのご自宅は、まさに日本の木の良さを体現する驚愕の家。 今回、松岡さんに家づくりのポイントと「ティンバーフレーム」や「大心柱耐震工法」について詳しくお話を伺うことができました。 -どうしてこんな凄い巨木を家の中心にしようという発想が? 「日本でも太い木がたくさん入手できる」という国内の木材業者の話を耳にして、山林保有者と共に山に入りました。そこで樹齢100年を超える立派な杉の木を目にして驚き、「この雄大な木の迫力をもっと家づくりに反映できないか」と考え、どんな家にしたら「100年住宅として次世代に残したいと思える住まい