悩めるリーダーの羅針盤、美崎栄一郎著、1,470円(税込)、単行本(ソフトカバー)、208ページ、早川書房、2013年4月 ですから、手遅れになる前に「うながす」という行為が必要になるわけで、進捗を少しずつ確認して誘導してあげなければなりません。もしかすると、早めに着手したのに何かに悩んで止まっているのかもしれない。そういうロス時間を減らさなければいけないのに、上司がやりがちなのは、最後の最後に「やったのか」と尋ねる(笑)。「できてません」「じゃ、早くやれよ!」というだけでは、リーダーとして部下の時間コントロールへの助言ができていないことになります。 先日、日本経済新聞社主催でリーダーシップの研修を行ったのですが、同じような質問を受けました。「部下からのリターンが遅い。どうしたらいいのか」という質問者に「進捗を確認していますか」と尋ねると「確認している」と言うのですが、「それって、ギリギリ
悩めるリーダーの羅針盤、美崎栄一郎著、1,470円(税込)、単行本(ソフトカバー)、208ページ、早川書房、2013年4月 美崎 「部下が100万円ミスしたら怒る」のように数値で決めた方がいいでしょう。「100万円ミスしたら怒る」と決めていれば、10万円のミスでは怒れません。「瞬間湯沸し器」のような人は、この基準がものムチャクチャ低い(笑)からすぐキレるのです。 「怒る」ことと、怒りの基準の話は、アンガーマネジメント協会代表理事の安藤俊介さんから教わりました。僕の主催する「社長の大学」に来ていただいて教えていただきました。 基準値の低い例で思い出すのが、「ジャケットを着ていないと怒る」というかつての上司です。その上司の基準では、スーツを着ないで移動するなんてあり得ない! ことでした。はじめのうち、その基準が分からなかったので、「取引先との打ち合せは明日ですから、今日は行きませんよね。一応持
悩めるリーダーの羅針盤、美崎栄一郎著、1,470円(税込)、単行本(ソフトカバー)、208ページ、早川書房、2013年4月 浅沼 使いこなしていくなかで、「部下に友達申請するべきか…?」のように、仕事と個人活動の使い分けに悩むシーンが出てきますね。リーダーとして、どのように考えていけばよいのでしょうか。 美崎 プライベートな部分と公的な部分の両方を出していく、というのがソーシャルメディアの基本です。実名で仕事していて、実名でソーシャルメディアを使うのですから、仕事とプライベートが結びついていきます。会社の仕事も、公になればネットの名前検索でヒットするようになりますし、一方で、休日に子どもの野球の応援に行くという活動も実名で公開される。それがソーシャルメディアです。 今までも会社の中で、「きのう、子どもの野球の試合があってさー」と雑談していたのと同じことがFacebookでも行われるようにな
「THE HUFFINGTON POST」を運営するザ・ハフィントン・ポスト・メディアグループが、朝日新聞社との合弁会社を通じて日本版となる「THE HUFFINGTON POST in association with THE ASAHI SHIMBUN(ハフィントン・ポスト)」を公開した。 米国では月間4600万人が訪問し、記事を寄稿するブロガーは3万人以上。2012年4月には米国国内報道部門も受賞した読者参加型のウェブメディアだ。その成功の秘訣は、記事とその記事に対するユーザーのコメントを集約するプラットフォームを作ったことにあるという。 これまでの成功の理由や日本進出への意気込み、さらにはウェブメディアの今後について、ザ・ハフィントン・ポスト・メディアグループのプレジデント兼編集長のArianna Huffington(アリアナ・ハフィントン)氏、CEOのJimmy Maymann
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