タグ

2019年6月10日のブックマーク (14件)

  • 「死にたい人」の背中を押すなかれ

    川崎市の登戸でひどい事件が起こった。 詳しくはリンク先を見てほしい。私はあまりコメントしたくない。 登戸は、20代の頃、仕事上で行き来のあった人が住んでいた場所だ。その人はもう亡くなってしまったのだが、いつも自分の生まれ故郷である登戸について 「ニコタマ(二子玉川)なんかよりずっと素敵な街だ」 という言い方で自慢していた。 つい半年ほど前に所用で訪れた時にも、私の生まれ育ったあたりと同じ河川敷に近い街の空気に親近感を抱いた。なので、今回の事件は胸にこたえた。 宮崎勤による一連の幼女殺害事件が発覚したばかりの頃、保育園に通う女の子を持つ知り合いがとても怒っていたのを記憶している。 当時独身だった私は、いつもは温厚なその知り合いが、どうしてそこまで強い憤りを表明しているのかを、いぶかっていたのだが、後に、自分が子供を持ち、同じ立場の保育園児の親たちとやりとりするようになって、幼児を養育している

    「死にたい人」の背中を押すなかれ
    quelo4
    quelo4 2019/06/10
    “「被害者に寄り添う」という大義名分のもとに、犯人への憎悪や、事件への怒りや憤りを共有し増幅し、煽り立て、それらの感情的な同調をメディアぐるみで消費することで、あるカタルシスを得る運動が勃発する”
  • 「死にたい人」の背中を押すなかれ

    川崎市の登戸でひどい事件が起こった。 詳しくはリンク先を見てほしい。私はあまりコメントしたくない。 登戸は、20代の頃、仕事上で行き来のあった人が住んでいた場所だ。その人はもう亡くなってしまったのだが、いつも自分の生まれ故郷である登戸について 「ニコタマ(二子玉川)なんかよりずっと素敵な街だ」 という言い方で自慢していた。 つい半年ほど前に所用で訪れた時にも、私の生まれ育ったあたりと同じ河川敷に近い街の空気に親近感を抱いた。なので、今回の事件は胸にこたえた。 宮崎勤による一連の幼女殺害事件が発覚したばかりの頃、保育園に通う女の子を持つ知り合いがとても怒っていたのを記憶している。 当時独身だった私は、いつもは温厚なその知り合いが、どうしてそこまで強い憤りを表明しているのかを、いぶかっていたのだが、後に、自分が子供を持ち、同じ立場の保育園児の親たちとやりとりするようになって、幼児を養育している

    「死にたい人」の背中を押すなかれ
    quelo4
    quelo4 2019/06/10
    “怒りに燃える彼らは、犯人に浴びせていたのと同じ口調で藤田氏を攻撃している。どうしてこんな理不尽なことが起こるのだろうか。私にとっては、なによりこの点が不可解だった。今回は、「怒り」について考えてみた
  • 「一人で死ねばいい」論争の不毛さと不条理な社会

    今回は「個人と社会」について考えてみる。 川崎市多摩区の路上で登校中の児童や保護者らが刃物を持った男に襲われ、2人の大切な命が不条理に奪われた事件で、犯人に対するコメントが物議をかもしている。 「死ぬなら一人で死ねばいい」「死ぬのに人を巻き込むな」といった言葉が、テレビのコメンテーターから、あるいはSNS上で、飛び交ったことに対し、「次の凶行を生まないために、こういった言説をネット上で流布しないでほしい。こういった事件の背後には『社会に対する恨み』を募らせている人がいる場合が多いので、辛いことがあれば、社会は手を差し伸べるし何かしらできることはあるというメッセージが必要」と、貧困などの問題に関わるNPO法人の代表の男性が投稿したのだ。 男性の呼びかけに賛同する人がいた一方で、ネット上では「遺族の気持ちを考えろ!」と激しい批判と反発があふれる事態となった。詳しくはテレビのワイドショーでも取り

    「一人で死ねばいい」論争の不毛さと不条理な社会
    quelo4
    quelo4 2019/06/10
    “2018年1月にイギリスで、孤独担当大臣という日本ではあまり聞きなれない大臣ポストが設置され、孤独の問題に対して本格的に取り組むことが政府により表明”
  • 「一人で死ねばいい」論争の不毛さと不条理な社会

    今回は「個人と社会」について考えてみる。 川崎市多摩区の路上で登校中の児童や保護者らが刃物を持った男に襲われ、2人の大切な命が不条理に奪われた事件で、犯人に対するコメントが物議をかもしている。 「死ぬなら一人で死ねばいい」「死ぬのに人を巻き込むな」といった言葉が、テレビのコメンテーターから、あるいはSNS上で、飛び交ったことに対し、「次の凶行を生まないために、こういった言説をネット上で流布しないでほしい。こういった事件の背後には『社会に対する恨み』を募らせている人がいる場合が多いので、辛いことがあれば、社会は手を差し伸べるし何かしらできることはあるというメッセージが必要」と、貧困などの問題に関わるNPO法人の代表の男性が投稿したのだ。 男性の呼びかけに賛同する人がいた一方で、ネット上では「遺族の気持ちを考えろ!」と激しい批判と反発があふれる事態となった。詳しくはテレビのワイドショーでも取り

    「一人で死ねばいい」論争の不毛さと不条理な社会
    quelo4
    quelo4 2019/06/10
    “紹介したい研究がある。タイトルは「無差別殺傷事犯に関する研究」。法務省が2013年に公表した論考”
  • 「一人で死ねばいい」論争の不毛さと不条理な社会

    今回は「個人と社会」について考えてみる。 川崎市多摩区の路上で登校中の児童や保護者らが刃物を持った男に襲われ、2人の大切な命が不条理に奪われた事件で、犯人に対するコメントが物議をかもしている。 「死ぬなら一人で死ねばいい」「死ぬのに人を巻き込むな」といった言葉が、テレビのコメンテーターから、あるいはSNS上で、飛び交ったことに対し、「次の凶行を生まないために、こういった言説をネット上で流布しないでほしい。こういった事件の背後には『社会に対する恨み』を募らせている人がいる場合が多いので、辛いことがあれば、社会は手を差し伸べるし何かしらできることはあるというメッセージが必要」と、貧困などの問題に関わるNPO法人の代表の男性が投稿したのだ。 男性の呼びかけに賛同する人がいた一方で、ネット上では「遺族の気持ちを考えろ!」と激しい批判と反発があふれる事態となった。詳しくはテレビのワイドショーでも取り

    「一人で死ねばいい」論争の不毛さと不条理な社会
    quelo4
    quelo4 2019/06/10
    “見田宗介〜若者たちを取り巻く社会構造や社会と個人の関係性を分析し、「人を出自などで差別する都市のまなざし」を描いた『まなざしの地獄』(1973年)を雑誌「展望」に投稿したのである(2008年に書籍化)”
  • 上野千鶴子氏「老後の同居は幸せな時間を奪う」

    家族と親密に暮らすのが幸せ--。この考え方を疑う余地のない人にとって、高齢者のひとり暮らしは、孤独で寂然とした老後に映るだろう。 体力が減退すれば、段差につまずいて転倒したりと、生活上のリスクは高まる。家族と同居すれば、リスクと孤独というストレスを避けられるかもしれない。 現実を見ると、高齢者のひとり暮らしは、決して少数派とはいえない。とくに男女の平均寿命の違いから、ひとり暮らしの女性高齢者の率は高い。65歳以上の高齢者で配偶者のいない女性の割合は55%。80歳以上になると女性の83%に配偶者がいない(下記『おひとりさまの老後』による)。 彼女たちはみな、家族から同居を避けられ、介護されない“かわいそうな”人たちなのだろうか。社会学者の上野千鶴子さんは明確に「ノー」と否定する。ベストセラーとなった『おひとりさまの老後』でこう綴っている。「高齢者のひとり暮らしを『おさみしいでしょうに』と言う

    上野千鶴子氏「老後の同居は幸せな時間を奪う」
    quelo4
    quelo4 2019/06/10
    “同居して家族介護が始まってしまったら、互いがストレス要因になります。親密だからいい関係が築けるわけではありません。介護に第三者が介入することは、家族が適切な距離をとる上でとても重要”
  • 「死ぬこと以外かすり傷」ではかなわない

    幻冬舎という出版社の社長が、同社で出版している書籍の実売部数をツイッター上で暴露したことが話題になっている。 この件についての報道やネット上の反応を眺めながらあらためて思ったのは、出版界内部の反応が大きいわりに、世間一般のリアクションが思いのほか冷淡だったことだ。 おそらく、ほか一般の業界で仕事をしている人たちの中には 「出版もまたビジネスである以上、情報を公開するのは当然なのではないか」 と考えている人が少なくないのだろう。そして、そう考えている人たちからすると、見城氏が津原泰水氏の前作の実売部数を暴露して揶揄したことに激越な反応をしている出版界の人々の態度は、理解に苦しむところなのかもしれない。 理屈としては理解できる。 21世紀のビジネスの常識で考えれば、商品として市場に出した書籍の情報を、その売り主である出版社の社長が公開したことは、市場主義経済の原則からして、しごく当然な判断に見

    「死ぬこと以外かすり傷」ではかなわない
    quelo4
    quelo4 2019/06/10
    “世の中にいる書き手のほとんどすべては、こちら側(つまり売れていない本の著者)に属していて、その彼らの奮起と努力と自信回復なしには、出版という事業は決して立ち行かない”
  • 92歳の老人ホーム入居者が憂う「男やもめ」の恫喝

    また、痛ましい事件が起きてしまった。 82歳までがんばって生きて、なぜ、ついの住み家で虐待され、命を落とさなければならなかったのか。先週、品川区の老人ホームに入所していた男性を殺害したとして、元職員の男(28歳)が逮捕された。 事件当日の夜、入所者の男性の手や足をひっぱって部屋の中に引きずり入れている姿が、施設の防犯カメラに映っていた。死因は激しい内臓損傷による出血性ショック。 亡くなった男性は、10年ほど前から認知症が進んだため50代の次女が面倒をみてきたが、次女ががんを患い治療に専念するため3月に入所したばかりだった。 報道陣の取材に対し、「ずっと私が父親を介護していましたが、自分自身が病気になり、わらにもすがる思いで施設に父親を託しました。それなのにどうしてこんなことになってしまったのかという思いでいっぱいです」と語ったそうだ。 2015年9月に、川崎市の老人ホームで入所者の男女3人

    92歳の老人ホーム入居者が憂う「男やもめ」の恫喝
    quelo4
    quelo4 2019/06/10
    “介護現場は問題山積で、施設での虐待を「個人の問題」ととらえていては、悲惨な事件があとを絶たないことは誰もがわかっているはずだ。しかし「環境の問題」は一向に解決されず”
  • トランプ大統領はなぜパレスホテルに泊まったのか

    令和初の国賓として25日に来日した米トランプ大統領がこのほど、大統領専用機で日を去った。3泊4日と今までと比べて長めの滞在で日米首脳会談のほか、ゴルフや大相撲観戦などのイベントをこなし、日米関係の親密ぶりをアピールした。 通常、国賓待遇で来日する要人は東京・元赤坂の迎賓館に宿泊するのだが、米大統領に関しては例外が続いている。14年のバラク・オバマ大統領来日の際は、米側の要請で米国大使館にほど近いホテルオークラでの宿泊となった。理由は明らかにされていないが、効率性・合理性を重んじるオバマ大統領の意向もあったといわれている。「迎賓館は、空調をはじめ設備が古くなってきている。快適さで比べればホテルのほうが上なので、最近は主要国の要人は利用しない傾向がある」と、都内ホテルに詳しい井門観光研究所の井門隆夫氏は話す。 トランプ政権になってからも、宿泊するホテルは来日ごとに変わっている。17年の来日時

    トランプ大統領はなぜパレスホテルに泊まったのか
    quelo4
    quelo4 2019/06/10
    “もっとも「パレスホテルが選ばれた理由の中で大きいのは天皇、皇后両陛下にとっての利便性なのでは」と話すのは皇室を長年取材してきたジャーナリスト”
  • メルカリ小泉社長が明かす「僕らがリファラル採用ができるワケ」

    メルカリ小泉社長が明かす「僕らがリファラル採用ができるワケ」
    quelo4
    quelo4 2019/06/10
    “採用したい人とメルカリの関係性を深めるには、まずメルカリ社員が自分たちの会社のミッションやバリューを話さないと。本人たちだってミッションやバリューを話すことで会社に対するロイヤルティーが高まる”
  • メルカリ小泉社長が明かす「僕らがリファラル採用ができるワケ」

    メルカリ小泉社長が明かす「僕らがリファラル採用ができるワケ」
    quelo4
    quelo4 2019/06/10
    “「mercan」を通して情報発信を重ねながら、別に今、就職活動をしていない人であっても、メルカリに振り向かせるための努力を続けてきたんです。あと僕はもともと、10人採用するなら、10人に声を掛けたい”
  • 社員紹介制度はなぜうまくいかないのか? リファラル採用のプロが語る“6つの成功要因”

    2018年8月22日、株式会社リフカムが主催するリファラル採用の成功事例セミナーが開催されました。今回は、「サイバーエージェントが教える中途採用領域のリファラル採用で押さえるべき成功ポイント」と題し、株式会社サイバーエージェント人事部の桑田氏、中富氏が登壇。検索しても出てこないような、リファラル採用に関する具体的な施策や成功例・失敗談について紹介します。パートでは、株式会社リフカムが提供するさまざまなツールやサポートの紹介や、株式会社サイバーエージェントの採用体制・ビジョンなどを語りました。(※登壇者の役職名はセミナー開催時のものとなります。) 株式会社リフカムの小山氏が登壇 小山剛史氏(以下、小山):みなさま、おはようございます。今日は朝の貴重なお忙しい時間にお越しいただいてありがとうございます。 今日は、リファラル採用に関する情報共有のセミナーを開始させていただきたいと思います。今

    社員紹介制度はなぜうまくいかないのか? リファラル採用のプロが語る“6つの成功要因”
    quelo4
    quelo4 2019/06/10
    “「リファラル採用をやりますよ」という本気度を従業員様に対して示すこと、あとは「継続的な情報発信をしましょう」「紹介者の方が紹介しやすい環境づくりをつくりましょう」”
  • (それぞれの最終楽章)訪問看護師とともに:1 父の旅立ち、息子そろった時に:朝日新聞デジタル

    私は訪問看護師です。東京都足立区にある訪問看護ステーションのスタッフとともに、在宅患者のケアをして、200人以上の方々を看取(みと)ってきました。これまでの経験で思うのは「人は自分の死ぬ時を選ぶ」「最期にそばにいる人を選ぶ」ということです。そのように感じたケースを紹介したいと思います。 田口毅さ… ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!--

    (それぞれの最終楽章)訪問看護師とともに:1 父の旅立ち、息子そろった時に:朝日新聞デジタル
    quelo4
    quelo4 2019/06/10
    私は訪問看護師です。東京都足立区にある訪問看護ステーションのスタッフとともに、在宅患者のケアをして、200人以上の方々を看取(みと)ってきました
  • (フロントランナー)吉藤健太朗さん 「身体至上主義から抜け出そう」:朝日新聞デジタル

    ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"

    (フロントランナー)吉藤健太朗さん 「身体至上主義から抜け出そう」:朝日新聞デジタル
    quelo4
    quelo4 2019/06/10
    分身ロボットがなければ、体と心は一体不可分が当たり前。何かをするときは必ずそこに体ごと移動しないといけないという「身体至上主義」でした。でも何かの役割を果たすのに必ずしも体が必要ないという時代