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ブックマーク / bungeishunju.com (4)

  • 佐藤優 創価学会指導者の思想はいかに形成されたか 『完本 若き日の読書』池田大作 ベストセラーで読む日本の近現代史114|文藝春秋digital

    政治や社会を分析する際に創価学会が果たしている機能を無視することはできない。創価学会を支持母体とする公明党が連立与党を構成している。そのため創価学会が権力の一角を担っているという見方がある。この見方は間違っていると評者は考える。創価学会は、権力をとらずに世界を変える、すなわち一人一人の人間革命によって、宿命転換を宇宙的規模で行うことを考えているのだ。これは世界宗教であるキリスト教の考え方とよく似ている。チェコのプロテスタント神学者ヨゼフ・ルクル・フロマートカ(1889〜1969年)が強調していたことであるが、キリスト教的国家、キリスト教的政治は存在しない。しかし、キリスト教徒が担う政治は存在する。同様に創価学会的国家、創価学会的政治も存在しない。しかし、創価学会員が担う政治や国家(司法、立法、行政)は存在する。キリスト教徒でも創価学会員でも、政治や公務を担うときは、その領域でのルール

    佐藤優 創価学会指導者の思想はいかに形成されたか 『完本 若き日の読書』池田大作 ベストセラーで読む日本の近現代史114|文藝春秋digital
    quelo4
    quelo4 2023/02/20
    “創価学会は、権力をとらずに世界を変える、すなわち一人一人の人間革命によって、宿命転換を宇宙的規模で行うことを考えているのだ。これは世界宗教であるキリスト教の考え方とよく似ている”
  • 【フル動画】 池上彰×入山章栄「キリスト教もカルトだった!? 今こそ『プロ倫』に宗教を学べ」|文藝春秋digital

    ◆“カルト”が資主義を生んだ? 文藝春秋digitalは、10月9日(日)20時〜、ジャーナリストの池上彰さんと経営学者の入山章栄さんによるオンライン対談イベント「キリスト教もカルトだった! 今こそ『プロ倫』に宗教を学べ」を開催しました。 《ページ下部にフル動画があります》 今年から池上さんと入山さんは文藝春秋digital上で対談シリーズを開始。歴史・ビジネス・軍事・経済などについて「探索」と「深化」というキーワードで議論を繰り広げています。 対談3回目となる今回のテーマは、「宗教」。これまでも議論は経営学における組織論やリーダー論と、宗教創始者の“カリスマ”による布教との共通点/相違点を巡って展開されてきました。世界中のさまざまな宗教に精通している池上さんと、「人と組織についての学問」である経営学の専門家・入山さんによる“宗教”を巡る対話をお楽しみください。 今回は課題図書をあらか

    【フル動画】 池上彰×入山章栄「キリスト教もカルトだった!? 今こそ『プロ倫』に宗教を学べ」|文藝春秋digital
    quelo4
    quelo4 2022/10/03
    “「近代の資本主義の文化と内面的な親和性」を備えていたことを論証する本ウェーバーは「ゼクテ(教団)」と呼ばれる小集団による信仰の共同体にある、国営の「教会」とは異なる個人的な信仰の形態に着目”
  • 「女性」総長退任の辞|田中優子|文藝春秋digital

    文・田中優子(法政大学前総長)この3月末日で法政大学総長(学長と理事長を兼務する仕事)の任期が終わった。総長に就任したのは2014年4月である。就任前からさまざまな取材があり、入学式も雑誌に取り上げられた。その理由は「東京六大学で初の女性総長」だからである。 今回、この巻頭随筆に誘っていただいた時も、「東京六大学では初の女性総長ということで」と書いて下さったのだが、そう言えばこの7年、東京六大学で2番目、3番目の女性総長は出現していない。ジェンダーギャップはあまり変わっていなかったのだ。 相変わらず女性は「トークン」になる。トークン(token)とは象徴のことで、マイノリティであるという理由で珍しがられ、例えば「初の~」などという言葉で象徴化されることを言う。少数者でなくなる最低限の割合をクリティカル・マス(Critical Mass)と言い、通常30%とされる。そこで企業その他の諸組織は

    「女性」総長退任の辞|田中優子|文藝春秋digital
    quelo4
    quelo4 2022/02/08
    “バイリンガルで外国籍の女性教員が常務理事兼副学長に。理事会にも初めて女性が入る。事務トップ本部長には以前から大変有能な女性本部長がいるが継続。女性学部長が歴代最高の4人。学部長会議の女性比率は約27%”
  • 「国家神道に呑み込まれた宗教」保阪正康 日本の地下水脈19|文藝春秋digital

    国家神道への隷属の果てに起きた廃仏毀釈の嵐と大教への大弾圧。/文・保阪正康(昭和史研究家)、構成:栗原俊雄(毎日新聞記者) 保阪氏「与えられた象徴天皇制」象徴天皇制が大きな曲がり角に差し掛かっている。秋篠宮家の長女・小室眞子さんの結婚が、国民が抱いてきた皇室へのイメージを一変させ、世論の分断も招いているからだ。皇室は戦後長らく国民の融和と統合の象徴であり、国民は皇室に尊崇と敬慕の情を抱いてきた。そうした構図が変わってしまいかねない瀬戸際に、今、私たちは立っている。 なぜこうした事態に至ったのか。それは国民の側も皇室側も「象徴天皇制」というシステムを質的な深い部分で理解してこなかったからではないかと考えられる。 前回の連載では、「議会政治」というシステムがなぜ近代日で根付かなかったのかを詳しく見た。明治維新以来、多くの犠牲を払って議会政治が根付いたかに見えたが、結局は大正末期以降、国

    「国家神道に呑み込まれた宗教」保阪正康 日本の地下水脈19|文藝春秋digital
    quelo4
    quelo4 2022/02/01
    政府は神道を国教化するために、神社制度を整備していった。古来より朝廷が管理していた官幣社と国司が管理していた国幣社を再興し、社格を規定
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