沖縄でアメリカ海兵隊の新型輸送機「MV-22オスプレイ」が不時着しようとして大破し、6日後に飛行を再開した問題で、沖縄では抗議の動きが続いている。 19日にオスプレイが飛行を再開した普天間基地を抱える宜野湾市の佐喜真市長は20日朝、在沖縄の海兵隊司令部を訪れ、飛行再開に抗議するとともに、再発防止策の公表などを求めた。 また、宜野湾市議会は20日の本会議で、事故と飛行再開に対するそれぞれの抗議決議と意見書を全会一致で可決した。「オスプレイの飛行再開は、市民、県民の感情に反する行為であり、容認できるものではない」などという内容で、オスプレイの飛行中止や住宅地域での飛行訓練中止、普天間基地の早期返還と5年以内の運用停止などを求めている。
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