日本三大都市は、東京・大阪・名古屋である。この3つの都市を含むいわゆる太平洋ベルトは、日本の人口の大半を抱え、あらゆる面でいまの日本を支えている。その中核が三大都市であって、名古屋はその一角を担っている、というわけだ。 名古屋市の人口は約230万人、愛知県はもとより岐阜や三重、静岡などを含めても押しも押されもせぬ圧倒的なナンバーワンだ。東海道新幹線の「のぞみ」も、東京・品川・新横浜ときて次は静岡県内をまったく素通りして次に停まるのが名古屋駅である。名古屋の町の玄関口は、紛れもなくこの名古屋駅だ。 名古屋駅、新幹線のお客の数としては、東京・新大阪に次いで多く、1日の平均乗車人員は実に約7万人。この数字だけを見ると、首都圏でいうなら八王子や川口と互角レベルなのであまり多く感じないかもしれない。