今から63 年前の昭和34年(1959)9月26日、東海地方に伊勢湾台風が襲来しました。当館では令和元年(2019)に伊勢湾台風60年記念事業として特別展「治水・震災・伊勢湾台風」を開催し、その後も伊勢湾台風に関する資料の収集や調査研究に取り組んでいます。ここでは、近年新たに寄贈された新収資料を紹介します。
今から63 年前の昭和34年(1959)9月26日、東海地方に伊勢湾台風が襲来しました。当館では令和元年(2019)に伊勢湾台風60年記念事業として特別展「治水・震災・伊勢湾台風」を開催し、その後も伊勢湾台風に関する資料の収集や調査研究に取り組んでいます。ここでは、近年新たに寄贈された新収資料を紹介します。
秦(しん)の始皇帝(しこうてい)は約550 年続いた群雄割拠の春秋戦国時代を終結させ、紀元前221 年に史上初めて中国大陸に統一王朝を打ち立てました。秦はわずか十数年で滅亡しましたが、始皇帝の墓に眠る兵馬俑(へいばよう)は、その絶大な国力を現代に伝えています。 紀元前202 年、漢(かん)の劉邦(りゅうほう)が西楚の項羽(こうう)を破って中国再統一を果たした漢王朝は、秦の国家制度を引継ぎ、黄金時代を築きました。 戦国時代につくられた小さな騎馬俑は、なぜ始皇帝陵では突然等身大の兵馬俑となり、漢代では再び小さくなったのか?本展では、秦漢王朝の中心地域であった現在の陝西省(せんせいしょう)の出土品を中心に、日本初公開の中国国家一級文物(最高級の貴重品を指す中国独自の区分)を含む約200 点から、古代中国史の謎に迫ります。 ※会場内は資料保存のため室温が低く設定されています。調節のしやすい服装での
新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、中止いたしました。 名作『不思議の国のアリス』が、英国の作家ルイス・キャロルによって世に送り出されてから150年余り。物語は170もの言語に翻訳されており、発行部数は1億部の世界的ベストセラーとなっています。少女アリスが迷い込む不思議な世界、次々に登場するキャラクターと奇想天外なストーリーは、今も多くの人々を魅了してやみません。 本展は、日本初公開となる作品も含め、個性豊かな資料の数々より、アリスの物語誕生秘話から、影響を受け生み出され続ける現代作品までを紹介し、アリスの不思議な魅力の秘密を探っていきます。 ・名古屋市博物館初の試み「リアル脱出ゲーム」開催 SCRAPとのコラボレーションが実現し、展示期間中は会場内にて「脱出ゲーム」をお楽しみいただけます(有料)。開館日は毎日11時から15時に謎解キットを販売しております。謎解きファンの皆様お見逃し
名古屋市博物館 〒467-0806 名古屋市瑞穂区瑞穂通1-27-1 電話 052-853-2655 ファックス 052-853-3636 Eメール ncm@ray.ocn.ne.jp 名古屋市博物館のオフィシャルホームページは、名古屋市博物館によって管理・運営されています。 本ページの内容を無断で複製・改変等することは固くお断りいたします。
昭和20年(1945)の終戦までの約10年間、学童は「少国民」と位置づけられていました。年少、すなわち、国民だが様々な義務が生じる年限に達していないだけ、といった意味合いです。そのため学校では成人国民との共通性・連続性をうたう意識教育がおこなわれました。 昭和17年(1942)12月の掲示物「兵隊さんにつづけ!」(写真1)では、「(父母も)みんな兵隊さんと同じ気持ちで戦つてをられるのです」と書かれています。戦う心には兵隊も銃後も無い、少国民も続け、という呼びかけです。これは9才を迎える皇太子(現:今上天皇)の誕生日に合わせて開かれた、「少国民ちかひの大会」での東条首相の訓話の一節です。 また明くる昭和18年(1943)3月の、「教室も戦場だ」で始まる掲示物(写真2)は、「兵隊さんにつづけ!」「撃ちてし止まむ」といった、今も有名なスローガンで構成されています。学校を卒業する学童の決意のあるべ
明治38年(1905)、日露戦争後のポーツマス条約により、日本は長春―旅順間その他の鉄道や重要炭鉱の権利等を獲得し、翌年これらを経営する南満州鉄道株式会社(満鉄)を設立した。同じくポーツマス条約により、遼東半島のロシア租借地をも獲得し、関東州の名のもとに日本の管理下においた。関東州と満鉄附属地の警備のため明治39年(1906)に設置された関東都督府陸軍部が、大正8年(1919)に独立して関東軍となった。やがて関東軍は関東州や満鉄附属地の警備を超え、日本の大陸政策の先頭に立ち、昭和6年(1931)の満州事変や翌昭和7年(1932)の「満洲国」建国を強引に押し進めた。「満洲国」は「王道楽土、五族協和」をスローガンとした。しかし、それは日本を盟主として満州に居住する人々を統合するためのスローガンに過ぎず、その資源と市場を日本のものとするために「満洲国」を建国したのであった。ここでは、「満洲国」建
①プチプレートセット券 料金1,900円(セブンチケットで販売) ②ピンバッジセット券 料金1,700円(ローソンチケットで販売) ③イニシャルピンズ“D”セット券 料金4,500円(チケットぴあで販売) ※いずれのグッズも会期中会場入口でお引き替えします。 ※( )内は前売りおよび20名以上の団体料金。前売りは9月15日(金)まで。 名古屋市博物館、チケットぴあ(Pコード768-370)、ローソンチケット(Lコード:41490)、セブンチケット(http://7ticket.jp)、イープラス(http://eplus.jp/)ほか、おもなコンビニエンスストアなどで販売。 ※名古屋市交通局の一日乗車券・ドニチエコきっぷを利用してご来館の方は100円割引き。 ※身体等に障害のある方または難病患者の方は、手帳または受給者証のご提示により、本人と介護者2名まで当日料金の半額。 ※各種割引は
名古屋市博物館は、昭和52年(1977)10月1日に名古屋市の人口200万人突破を記念して建設され、平成29年(2017)10月1日に、「40歳」を迎えます。そこで、名古屋市博物館をみなさんに「もっと知って」いただき、「もっと楽しんで」いただくような事業を展開します。
名古屋市博物館 〒467-0806 名古屋市瑞穂区瑞穂通1-27-1 電話 052-853-2655 ファックス 052-853-3636 Eメール ncm@ray.ocn.ne.jp 名古屋市博物館のオフィシャルホームページは、名古屋市博物館によって管理・運営されています。 本ページの内容を無断で複製・改変等することは固くお断りいたします。
大須(中区)でカーテン業を営んでいた松山民右衛門氏は、明治百年記念館の創立を目指して、近代を中心に様々な資料を収集していました。残念ながら、明治百年記念館の創立はかないませんでしたが、資料の収集は、息子である昌平氏へと受け継がれ、戦前、戦後の名古屋の様子を伝える貴重なコレクションが形成されました。そして、平成27年度に、コレクションの一部が名古屋市博物館の所蔵となったのを受け、今回の公開となりました。 松山さんのコレクションは大きく分けて四つの枠組みに分類されます。一番目は名古屋の名所や商店街に関する資料[写真①]、二番目は旭廓といった遊廓に関連する資料[写真②]、三番目は江戸時代から昭和にかけての名古屋の芝居・見世物・映画などに関連する資料[写真③]、四番目は近代の名古屋を写した写真資料[写真④]です。これら松山さんの資料には、自身が参加した商店街のイベントも含まれており、松山さんがいか
みそかつ、みそ煮こみうどん、きしめんなどの「名古屋めし」は、日本中から注目を集め、とても人気があります。そんな名古屋の食文化の特色を探るため、今回の特別展では、名古屋めしの「もと」に注目します。 前半では名古屋めしの素(もと)となる豆みそ・たまりしょうゆを特集します。後半では、ハレの日の食事、屋台や喫茶店のような外食文化、学校給食など、名古屋めしが登場する以前からつづく多様な食文化を紹介します。 本展では準備調査として、来館者に向けて食文化のアンケートを実施してきました。また、展示資料の出品者をはじめ、愛知県味噌溜醤油工業協同組合、瑞穂通商店街、名古屋市立大学のみな様から多大なご協力、ご助言をいただいています。
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