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ブックマーク / yell-systems.com (1)

  • P・F・ドラッカー「傍観者の時代」 | 肝養亭日乗

    変えることのできるものを変える勇気と、変えることのできないものを受け容れる冷静さと、それを識別する知恵を与えたまえ。神よ。 書棚を整理していると、このが出てきた。30代の時に読んだだ。ダイヤモンド社昭和54年3月の刊。 今、ドラッカーと言えば経営の神様であり、書店にも、知人の社長室の棚にもずらりと著作がならんである。しかし、当時のわたしには経営の神様など、縁のない世界だった。それよりも、その文章と立ち位置に対して興味を惹かれていた。傍観者=バイスタンダー、自らは行動せずに時代と世界を観察する者であるとか。当時、コリン・ウィルソンの「アウトサイダー」論やウラジミール・ナバコフのエミグラント文学をよく読んでいたが、その当時のわたしの読書傾向の流れの一冊としてこのを読んでいたのだろう。 ウィーン、ベルリン、ロンドン、アメリカと時代の風の中で、異郷から異郷へ、ながれつづけているドラッカーの

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