予想しなかった事態に ナイキが日本に向けた発表したコーポレートCMが批判を呼んでいる。 内容としては、日本国内でマイノリティとして生きる、在日や黒人の子供たちが、スポーツを通して自分たちの生きる道を作り出していくという内容のCMである。 では、何が批判されているかと言えば、彼らが日本人からイジメや差別を受けていると思わしき描写があることだ。この描写に対してなぜか「日本人は差別をしない!これは日本人を貶めるCMだ!!」と騒ぐ人たちが出てきたのである。 まず、ハッキリとさせておきたいことは、このCMは企業が自社のビジョンを広告で発するという、よくある企業広告である。ガソリンスタンドなどを運営する会社がCO2削減を謳ったり、建設業者が森林保護を謳ったりと、自分たちの分野に近しい問題を広告として発信するというのはよくある手法である。 では、なぜナイキは日本国内のマイノリティという、一件シューズとは