演劇や音楽など文化芸術の担い手に対しワクチン接種を進めて活動の再開を支援しようと、文化庁は国立の劇場や美術館を会場に1万8000人余りに集団接種を実施すると発表しました。 文化芸術の担い手を巡っては、文化庁の去年秋の調査で「収入がほぼゼロになった」という回答が4割に上るなど、感染拡大の深刻な実態が浮き彫りになっています。 文化芸術の担い手への集団接種発表 背景は? 文化芸術の担い手をめぐっては感染拡大の影響で多くが公演中止を余儀なくされ、文化庁の去年秋の調査では「収入がほぼゼロになった」という回答が4割に上るなど深刻な実態が浮き彫りになりました。 活動再開に向けワクチン接種が期待されていますが、今月から始まった職域接種では1会場で1000人程度への実施が要件となっておりフリーランスや小規模団体が多い文化芸術関係者の接種は課題となっています。 こうした中、文化庁は集団での稽古が必要な劇団員な