BASICのHello World 第15回は、古くから存在する、少々懐かしいプログラミング言語である、BASICを使ってみましょう。BASICは、インタプリタのもとで動作する言語です。BASICのインタプリタにはさまざまな種類が存在しますが、本稿では、「Yabasic」で公開されている、Yabasic(Yet another Basic)を使います。 このYabasicは、BASICのプログラムを、スクリプト言語の形式で記述できるのが特徴です。Yabasic(コマンド名yabasic)が/usr/local/binにインストールされている場合、スクリプトの1行目に「#!/usr/local/bin/yabasic」と書いて、そのファイルに実行属性を付ければ、BASICのプログラムをコマンドとして実行できます。 PRINT文を使う BASICのHello Worldは、リスト1のように、P