さっき、思いがけず面白いやり取りになった。発端ははてブ経由で、最初ちょっと「えー」と思った記述だ:Twitter / JP: 日本人へのお願い:「ディス」って15年か20年前の... via kwout
10年近く首都圏に住んでみて、そして今地元に帰ってきて改めて思った。最新情報をガブ呑みしていないと夢が萎んでしまう人達 - シロクマの屑籠(汎適所属)このエントリで話題にしている「最新情報=夢」と言う人の具体例がよくわからないが、いくつか気になった表記があったので書いておく。 よくよく噛みしめれば、面白い話である。これは、働く場所が無いがために“地方に夢がない”と言っている人達とは、話のニュアンスがかなり違う。と言ってはいるが、少なくとも、就労面の問題さえクリアできていれば「夢が無いから自意識が干からびてしまう」に陥らずに済んでいる人はたくさん存在する。地方には絶望的に仕事が無いのだ。人も少ない。とりもなおさず情報というのは人の事だから(人がいないところに情報は生まれない)、情報がなければ夢も見れなくなる。 また、これだけインターネットが普及した状況下では、首都圏でなければ手に入らないモノ
コメントを書く スパム対策のためのダミーです。もし見えても何も入力しないでください 画像認証
「ジョニー・マッド・ドッグ」鑑賞 本当に陰惨な話というのは往々にして冗談のように聞こえる。地下鉄サリン事件は死ね死ね団の立てた稚拙な計画にしか見えないし、911なんてセガール主演映画のようだった。 アフリカ、リベリア共和国の内戦で反政府軍にゲリラとして教育よろしく洗脳された少年兵たちと彼らのリーダー、ジョニー・マッド・ドッグ。混乱の中で真っ当に生きようとする少女ラオコレの話。 冒頭、貧しい村に銃を持って乱入し暴力と略奪の限りを尽くす少年たちが描かれる。十代の、しかもローティーンと思われる、背丈がまだ140〜150センチほどの子供たちがAK-47を乱射し子供らしい理不尽な言いがかりをつけ、癇癪を起こすように自分の親ほどの大人たちを処刑スタイルで撃ち殺していく。全身に力が入るような緊張を強いられ、はやく終わって欲しいと願うが、終わる気配も無く地獄のような映像が続く。「こんな野蛮な世界が終わりま
とにかく「第9地区」はすばらしい。すばらしかったですよ!! オールタイムベスト級の大傑作だ。映画の話である。 去年の破壊しまくり映画「エヴァンゲリヲン破」も男の子度数が異様に高かったけれど、「第9地区」もまた男の子の欲望をパンパンにつめこみすぎて、そのまま爆発してしまったような血と殺戮の夢工場であった。三角マークがまぶしい昔の東映暴力映画のように埃っぽく、石井聰亙監督や深作欣二監督作品のような「お前ら全員敵だ!」という追いつめられた男の悲壮なギラギラ感、それにマッドマックス風のアナーキーな世界観とパワードスーツ。すき焼きとステーキとうな重がいっぺんに押し寄せるような映画だった。 南アフリカのヨハネスブルグ上空に超巨大な宇宙船が不時着。「すわ、何事」と人間たちは驚くが、船のなかにいるのは栄養失調に陥った使いっぱしりのエイリアンだけ。頭のいい上層部はみんな死に絶えてしまって、粗野で即物的な奴隷
雑記, 性捏造された伝統を元に妄想にふけるのって哀れだよね。キリスト教世界が伝統的に『純潔文化』だったとか称揚する連中と鏡あわせみたい。実際は『夜這い文化』的理念や慣行がある社会であれ、強い性的嫉妬心や大多数のペア制+少数の一夫多妻制+それ以外という基本構造は崩れないし、性的な慎みの基準もあり、子供の父性に対するオスの疑惑や懸念も存在する。ヤリマンに対する男の嫌悪感も、ヤリチンに対するねたみや顰蹙も、オス同士の競争(やメスの意思)による性的規制もあるし、弱い男はいくら性に奔放でもセックスにありつけない。セックスした相手同士の情もある。『純潔文化』的理念や慣行がある社会であれ、純潔馬鹿女が男から嫌われることも、男がむき出しの性欲をあらわにすることも、セックスの楽しみも、ポルノも、売春も、純潔馬鹿男が性的に負け組としてさげすまれることも存在する。そして両者ともに、一桁や10代の少女を性欲の捌け
だいぶ前になるが、ブログ界で女性の自衛に関する議論がヒートアップしたときがあった。 曽野綾子氏の産経新聞オピニオンの欄で「女性は夜出歩くときは用心せい」と書いたやつ。いろんなエントリを読んだのだが、ひとつ「おや?」と思う文章があった。 http://biglizards.net/strawberryblog/archives/2009/12/post_972.html(In the Strawberry Field:エントリー “遅ればせながら、曾野綾子さんの「用心すること」エッセーについて”) コンサバな内容うんぬんについての話ではなく、文章そのもののスタイルに引っ掛かりを覚えた。覚えたというよりある意味ほれぼれしたというか。 早々に「左翼のフェミニスト」とレッテルを貼り、「おれは議論なんかするつもりはなく、ただカラオケがしたいんだ」という意思表示が示される。ご本人も「議論の余地はない」
前々から酷そうだと思ってはいたが,実際に読んでみたらなるほど酷かったでござるよの巻。というわけで,だいぶ古くてもう色々指摘がなされていそうだけど書いてみる。ユーゴスラヴィア 民族浄化のためのレイプ作者: ベヴェリーアレン,Beverly Allen,鳥居千代香出版社/メーカー: 柘植書房新社発売日: 2001/05メディア: 単行本クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る 原著は,Beverly Allen, Rape Warfare: The Hidden Genocide in Bosnia-Herzegovina and Croatia, Minneapolis: University of Minnesota Press, 1996。 最初に述べておくと,ユーゴスラヴィア内戦において「民族浄化」の手段として集団レイプが行われたことは史実である。問題は,どの民族もそれを
雑感, 心理, ネット頭の中を整理する為に、昨日のエントリ、周辺話題に関連して考えた事を書いてみる。http://d.hatena.ne.jp/ululun/20091127/1259298490http://d.hatena.ne.jp/nakamurabashi/20091129/1259470692周辺話題としては幾つかあったが、今回、特に参考にしたのは上記のエントリ。 ネットにある全ての言葉は表現であるけれど、それはその人自身の存在、この世に在ることでは無い、と思う。それを一致させる覚悟のある強い精神を持つ事が「表現者」に必要だというのは、確かに正論。けれど、現在はネットが生活に入り込み、覚悟が無くても、「表現者」ではなくとも、言葉が自分の一部になる状況が出来上がってしまってる。そんな状況の中でなら、自身の表現を否定されて傷ついてしまう事があっても仕方ないだろう。そこで葛藤しながら
個人的にはエロい漫画は読まないし、幼女ハアハアとかしてんじゃねえよマジキメえな、と思う一方で他人様がどんな創作表現でハアハアしようと知ったこっちゃないというか、児童をポルノであると知りながら撮影するような行為は被害者が存在するので規制するべきだと思うのだが、創作表現を「キモい」という事で規制していきましょうというのは駄目でしょう。というより。創作表現を規制しはじめたらとめどが無くなる。結局は「良いエロと悪いエロ」が出来てしまう。空飛びパンツは個人的にはキモい表現なんだが、じゃああれを規制の対象にしたらどうなるのかを考えたら恐ろしい。 「子供の安全と健全育成」は表現をビニール袋で窒息させないと実現しないだろうか。法律が施行された後、ビニール袋を被せられない表現を子供が見てエロいと感じるような事は本当に「ない」のだろうか。 ◆「エロい描写」とは何か早い話が、「エロトピア」や「快楽天」より「チャ
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら作者: 岩崎夏海出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2009/12/04メディア: 単行本購入: 46人 クリック: 1,027回この商品を含むブログ (148件) を見る※重大なネタバレを含みます まず、同名のエントリから引用。 その瞬間、一筋の電光がみなみちゃんの身体を貫いた。 その言葉は、一つの啓示となってみなみちゃんの心に突き刺さる。心を裏返されたような気持ちになり、呆然と立ちつくす。身体がブルブルと震え、その瞳からは大粒の涙がぽろぽろとこぼれ落ちる。鼻の奥がつんとして、喉からは嗚咽がもれる。「やるしか……やるしかないのだ!」 みなみちゃんはそう決意する。そして自らの裡に確認したひとかけらの真摯さとドラッカーの本を味方に、一人のマネージャーとして――それは真の意味のマネージャーとして――野球部のマネジメン
「すべて彼女のために」鑑賞。 映画を見ていて忘れがちな事に、人を殺す事に対する重みというのがあるだろう。 スティーブン・セガール主演映画で背後から首をクリっと回され、その場に崩れ落ちて死ぬ「見張りB」といった役どころの男にも彼なりの人生がある。友達に誘われて就職してみたら悪の組織で、あまり主体的に悪い事をしているつもりはなくて、金払いもイイし仕事が終わると同僚たちみんなで風俗に行くのが恒例となっているのも居心地が良いのでなんとなくズルズルとテロ行為や武器とかコカイン取引の見張り役なんかをしている。そんな彼にも人生の転機が訪れる。よく行く飲み屋の常連同士でノリがいいので何度かお互いのアパートに泊まったり泊めてもらったり。あくまでライトな付き合いのつもりだったんだけど、誕生日にくれた名前の刺繍が入ったマシンガンを吊るすベルトに『こりゃ、ロックオンされちゃったな・・・』なんて。でもまんざらじゃな
母と私はフィギュアスケートが好きなので、冬期オリンピックのシーズンになると「今日の観た?」と電話したりするのですが、先日母がこんなことを言い出しました。 「あのジョニー・ウィアーって人、あれホモよね?」 ジョニー・ウィアーがゲイかどうか私は知らないんですが、母の言う通りキス&クライでバラの花冠をかぶっての仕草が「オネエっぽく」見えたのはまぁ、わかる。 母の今までの言動から言って、ゲイの人に対して特に差別意識を持ってないであろうこともわかる。大した意味もなく、ウィアーのオネエっぷりが面白かったから言ったんだろうなーと。 だけど私はひっかかってしまって、ゲイだったら何が悪いんだーと母にえんえんしゃべり続けてしまったのですが、その途中で、あれ? と思うことがあった。 ゲイで何が悪い! の例にファッション業界のデザイナーの話(非常にゲイが多い)ことを出そうとしては「でも、すぐれたデザイナーのほとん
なんか誰かのiPhoneが壊れたとき「iPhone使ってどういうオナニーしたんだ?」みたいなこと言ってブチ切れられてた人がいましたね。 セクハラ? まあセクハラでしょうねえ。ところでセクハラというのはなんでしょう? 距離感です。多くの場合において、合意の元に自宅で嫁の尻を撫でるのはセクハラではありません。職場で部下の尻を撫でるのは多くの場合においてセクハラたり得るが、万に一つの例外もなく常にハラスメントであるわけではない。尻を撫でられて嬉しいこともあります。人に喜ばれることをするのは尊いことです。どんどん撫でればよろしい。 俺が「iPhone使ってどういうオナニーしたんだ?」と言うとき、y_arimがiPhoneを使った奇抜で過激なオナニーに挑み不幸な事故によりiPhoneが壊れたなんてことを本気で思ってるわけではもちろんないし、「iPhone使ってどういうオナニーしたんだ?」と発言するこ
http://d.hatena.ne.jp/WATERMAN/20100218/1266442253この問題について語るのは面倒くさいのですが、つまりは少子化問題とは非モテ問題であるということです。この手の問題について鋭く切っている論者といえば、社会学者の山田昌弘氏、エコノミストの森永卓郎氏、門倉貴史氏、そして小説家の本田透氏くらいでしょうか。少子化問題とは非モテ問題であるという結論は、上記論者の著書を数冊読み、さらにネットにある幾つかのデータを把握すれば必然的に得られる結論です。例えば、日本人はコンドームの消費が欧米先進国に比べてもかなり少ないとか、各世代において恋愛経験率が低いという調査結果がある(これらはググれば出てきます)のです。自分も非モテ街道驀進中なので偉そうなことは言えないのですが、逆に自分が体現してしまっているとも言えますね。この問題については確かに森永卓郎氏が以前「恋愛市
まとめ, 雑記まとめ簡単にまとめるとy_arimさんのiPhoneが壊れた↓小馬鹿にしたレスが付いた↓y_arimさん激怒という流れです。事の発端id:y_arimさんのひとりごと - y_arim - はてなハイクiPhone壊れたっぽい。買って1ヶ月半で。というつぶやき*1に対してid:tikani_nemuru_Mさんがひとりごと - tikani_nemuru_M - はてなハイクiPhone使ってどういうオナニーしたんだ?というレスを返した。で、y_arimさんが以下のようにブチギレた。ひとりごと - y_arim - はてなハイクお前、ひとが携帯電話壊れて困ってるときにかける言葉かよ、それが。☆つけたid:kyo_juもだ。で、id:kyo_juさんひとりごと - kyo_ju - はてなハイク>☆つけたkyo_juもだ。 面白かったのでやった、反省はあまりしていないw …今唐
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く