エレクトロニクス事業は、売上高が4.7%増の1兆5,958億円、営業利益は56.2%増の789億円となった。 液晶テレビのBRAVIAが全世界で好調な売り上げを記録。特に、米国では市場シェア1位を獲得したほか、金額シェアでは約30%を確保したことが影響。 さらに、米国市場で好調なリアプロジェクションテレビ、新たに投入したウォークマンAが欧州市場で貢献したこと、DVD対応およびハイビジョン対応が好調なビデオカメラの世界的な好調ぶりなどが増収増益の要因となった。 コーポレイトエグゼクティブシニアバイスプレジデントの湯原隆男氏は、「テレビ事業における商品力の強化、認知度の向上、コスト削減による原価率の改善、大型化による価格維持などがプラス要素となっている。BRAVIAは、全世界の液晶テレビの実売金額では、リーディングポジシションを獲得した。リアプロをあわせた薄型テレビの領域においても、第3四半期