セブン‐イレブン・ジャパンは5月29日、店内でコーヒーを販売する「セブンカフェ」で発生する“コーヒーかす”を使った消臭除菌剤を、日本国内全店舗(1万9453店舗)に6月8日から導入すると発表した。店舗内の清掃に利用する。非売品。 これまで廃棄処分していた、コーヒー豆をひくと出る“かす”をリサイクル。回収したかすからコーヒー酸やキナ酸などの消臭成分を抽出し、消臭除菌剤に作り変える。消臭剤メーカーの無臭元工業、リテールシステムサービスが開発に協力した。 セブン-イレブンは「今後も、社会や環境などあらゆるステークホルダーに配慮し、持続可能な社会の実現に向けて取り組む」としている。 関連記事 生ごみがフルーティーな香りに ごみ収集車に装着「デオマジック」 その仕組みは 生ごみの臭いがフルーティーな香りに変わる薬剤「デオマジック 香り de まじっく」を、新明和工業が発売。その仕組みは。 JR東日本