2019年下半期に一番聴いたアルバムは夜の本気ダンスの『Fetish』だった。 非常にいい感覚を持った作品で、気になってインタビューを読んでみたところ、引っ掛かるところがあった。 ――では最後にベタな質問なんですけど、フレージングやリフなど、音楽的な“俺のフェチはこれだ!”っていうのを教えてください。 米田「他のインタビューでも答えたんですけど(笑)、ギターソロで歌メロと同じっていう、たとえばニルヴァーナの「スメルズ・ライク・ティーン・スピリット」やウィーザーも結構そういう曲が多いじゃないですか?あれ聴くと感情が昂ぶる。それを「Forever Young」でやってるんです。途中でちょっと逸れるんですけど、だいたいサビのメロディをギターで弾くっていう。“あれやっぱいいよね”って、ぐっとくるポイントです」 夜の本気ダンス『Fetish』インタビュー――ダメなところもちゃんと持っといた方がいい