「創氏改名は朝鮮人が望んだ」という妄言で、韓国人を憤りを買った麻生太郎氏が、日本の外相になった。また、韓国の大統領府秘書室長兼、政府スポークスマンに当たる官房長官には、靖国神社への参拝を続けた代表的人物の安倍晋三・自民党幹事長代理が抜擢された。内閣の核心である首相、外相、官房長官の3つのポストが全て「靖国参拝派」で充てられた。 こういう面々を内閣に起用した小泉首相は、外交は強硬派の人間の方が向いていると説明したという。日本は「誰が何と言っても我が道を歩む」 、また「誰に何と言われようと自分勝手に生きる」と宣言したも同然だ。 日本の今回の内閣改造は、韓国の外務長官が日本を訪問し、小泉首相の靖国神社への参拝に遺憾の意を表明し、このままでは韓日首脳会議の開催を再検討することもありうるといった立場を伝えた一週間後に行なわれた。 今回の内閣改造は、近隣国の大韓民国と大韓民国国民の度重なる抗議を