東京急行電鉄は6日、東京都の大田区と品川区にまたがる池上線の活性化プロジェクトを始めると発表した。全15駅ごとに観光名所を選んだほか、「東急(とうきゅう)」にちなんで10月9日に1日乗車券を無料で配布する。地方都市に比べて首都圏は人口も多いが、将来は沿線人口の減少は避けられない。住民を増やすためにも沿線の魅力向上は急務。私鉄各社も同様の事情を抱える中、東急は池上線の活性化に動き出した。「池上線
東京急行電鉄は6日、東京都の大田区と品川区にまたがる池上線の活性化プロジェクトを始めると発表した。全15駅ごとに観光名所を選んだほか、「東急(とうきゅう)」にちなんで10月9日に1日乗車券を無料で配布する。地方都市に比べて首都圏は人口も多いが、将来は沿線人口の減少は避けられない。住民を増やすためにも沿線の魅力向上は急務。私鉄各社も同様の事情を抱える中、東急は池上線の活性化に動き出した。「池上線
育児や介護を理由に退職した社員の再雇用制度が、鉄道業界に広まりつつある。主なターゲットは女性退職者だ。女性の鉄道員が珍しくなくなり、長く働き続けてもらうことが会社にとってもメリットになってきた。人手不足の解消という差し迫った事情を抱える会社もある。 JR東海は4月、育児や介護、海外赴任する配偶者への帯同のために退職した元社員の再雇用制度を始める。現役の間に登録しておけば、退職後6年以内なら試験を経て再び正社員になれる。性別は問わないが、会社が想定しているのは女性の再雇用だ。 同社の正社員約1万8千人のうち女性は約2千人。全体の離職率(2013~15年度の平均)は1・2%だが、女性に限ると4・6%と割合が高くなる。ある幹部は「辞める女性の多くが優秀で、退職は会社にとって打撃。運転士は育成に1年以上かかるなど、コスト面でも痛い」と話す。 かつては男ばかりだった鉄道員。しかし、1999年の労働基
東京急行電鉄と伊豆急行は、11月17日、観光列車「THE ROYAL EXPRESS(ザ・ロイヤルエクスプレス)」を2017年7月から運行すると発表した。 運行区間はJR横浜駅から伊豆急下田駅間で、約3時間で伊豆半島を走っていくリゾート列車だ。車両は古い車体をリニューアルし、デザインは工業デザイナーの水戸岡鋭治氏が手掛ける。水戸岡氏は、豪華寝台列車「ななつ星 in 九州」や「或る列車」をはじめとした九州旅客鉄道(JR九州)のユニークで観光の目玉となる列車を、30年にわたってデザインしてきた。最近では九州地域以外にも、しなの鉄道や富士急行の列車デザインなども行っている。 結婚式などに使えるイベント車両も 今回のTHE ROYAL EXPRESSは8両編成と観光列車としては長めで、定員は約100人だ。ななつ星in九州が7両で30人、或る列車が2両で38人で、格段に多い。先頭の1号車は子どもが遊
定期券などを販売する駅の窓口で、しばしば発生する行列。そこに並んでいる無為ともいえる時間を活用するシステムが東急大井町駅に登場しました。いま、鉄道の定期券販売が進化しています。 利用者もテナントも「行列を活用」 定期券などを発売する駅の窓口では、しばしば長い行列が発生します。そうした行列に並ぶ無為ともいえる時間を2016年4月27日(水)、東急大井町線の大井町駅(東京都品川区)では“活用”できるようになりました。 定期券売り場、旅行代理店に用意されている整理券発券機(2016年4月、恵 知仁撮影)。 その日に開業した、東急大井町駅直結の商業施設「エトモ大井町」では定期券売り場と旅行代理店(東急トラベルサロン)、カフェ(スターバックスコーヒー)、書店(ブックファースト)が一体化した空間に設けられ、定期券売り場と旅行代理店には「整理券発券機」が導入されました。つまり定期券を購入する際に整理券を
鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)は、相鉄・東急直通線の新横浜トンネル(延長約3.3km)の工事を、2015年4月23日から3年間の工期で奥村組・佐藤工業・青木あすなろ建設・NB建設JVに発注した。鉄道・運輸機構は今年度、同路線の綱島トンネル(約1.1km)の工事も発注する予定だ。両トンネルの延長を前年度までに着工済みの区間と合計すると約8.4kmになる。羽沢(仮称)─日吉間をつ
相鉄線と東急東横線・目黒線を結び、神奈川県央部や横浜市西部から東京都心へのアクセスが大きく向上すると期待される新線「相鉄・東急直通線」。2019年4月の開業を目指し、途中駅となる新横浜付近では工事が本格化してきた。 同線とともに「神奈川東部方面線」を構成する「相鉄・JR直通線」も2018年度内の開業に向けて工事が進む。ヨコハマの電車のイメージが強かった相鉄が東京の中心部へ──。神奈川と東京を結ぶ新たな動脈は、次第にその姿を現しつつある。 相鉄・東急直通線と相鉄・JR直通線の路線図。現在は横浜での乗り換えが必要な相鉄沿線─都心間を直結する。相鉄や東横線沿線から東海道新幹線へのアクセスも便利になる(資料:鉄道・運輸機構の資料をもとに小佐野カゲトシが作成) 相鉄とJR・東急直結で「速達性向上」 「相鉄・東急直通線」は、相鉄本線の西谷駅(横浜市保土ヶ谷区)とJR東海道貨物線をつなぐ約2.7kmの新
成田、羽田両空港へと通じる都営浅草線を東京駅とつなげる路線、東急多摩川線と京急空港線を結ぶ「蒲蒲(かまかま)線」――。こんな鉄道新線計画が決まったのはミレニアムに沸いた14年前。中には2020年東京五輪を控え、地元が盛り上がる路線も。それらが盛り込まれた「運輸政策審議会答申第18号」が来年、期限を迎える。新線は本当にできるの? 「答申の目標年次が迫るなか、今後どのように検討を進めていくのか」 3月の都議会本会議。答申第18号をめぐり質問が相次いだ。この答申は00年、有識者、知事、鉄道事業者らがメンバーとなってまとめ、当時の運輸相に提出された。■現答申は来年が期限 答申では、「15年までに開業するのが適当な路線」(A1)▽「15年までに整備着手することが適当」(A2)▽「今後整備を検討すべき」(B)の3ランクに分け、東京圏の新線計画をまとめた。計画に強制力はないが、14年がたってみると、A1
東急東横線の地下駅へと通じる入り口。下りのエスカレーターがなく、佐藤修さん(左)は利用しなくなった=渋谷区新しい渋谷駅で行われた発車式=3月16日午前5時2分、東京都渋谷区、長島一浩撮影 【中田絢子】東急東横線と東京メトロ副都心線の相互直通運転が始まり、1カ月ほどが過ぎた。訪れる人が増え、沿線の観光地や百貨店では大型連休への期待が膨らむ一方、新しくなった東横線渋谷駅では「不便になった」との声も上がる。 ■売り上げ2割増 副都心線新宿三丁目駅と直結する新宿伊勢丹は、リニューアルオープンした3月6日から31日までの売り上げと来客数がともに前年比2割増。三越伊勢丹ホールディングスによると、東横線沿線からの買い物客が増えているという。大型連休を控え、「地方や郊外からの客がさらに増える」と見込み、今月24日から食品や雑貨売り場で手土産フェアを始めた。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには
東京急行電鉄の巴政雄常務は11日午後、2013年4~9月期の決算発表記者会見で、14年3月期の運賃収入が前期比2.1%増の1337億円と見込んでいることを明らかにした。2期連続で過去最高を更新する。「今年3月に始まった東京メトロ副都心線と東急東横線との直通運転では高い効果が出ている」と説明した。輸送人員も2期連続で過去最高を更新する見通し。東日本大震災の影響が大きく表れた12年3月期こそ減少し
JTB時刻表2024年2月号 1,375 円(税込) JTB時刻表2024年1月号 1,375 円(税込) JTB小さな時刻表2023・2024年冬号 880 円(税込) るるぶ福島 会津 磐梯’25 1,155 円(税込) るるぶ山梨 富士五湖 勝沼 甲府 清里’25 1,155 円(税込) るるぶ上高地 乗鞍 白骨 奥飛騨温泉郷’25 1,155 円(税込) るるぶ伊豆’25 超ちいサイズ 1,155 円(税込) るるぶ青森 奥入瀬 弘前 八戸’25 超ちいサイズ 1,155 円(税込) るるぶ茨城 大洗 つくば 水戸 笠間’24 超ちいサイズ 1,155 円(税込) るるぶ千葉 房総’25 超ちいサイズ 1,155 円(税込)
(*関東ローカルの話題ですが、少々気になる問題ですのでお許し下さい) 3月16日(土)の始発電車からいよいよ、東京メトロの副都心線と東急電鉄の東横線が直通運転を開始します。これによって、既に副都心線と直通運転を行なっていた東武東上線と西武新宿線の車両が、東横線に直通することになります。また、みなとみらい線の「元町・中華街」から東横線・副都心線経由で西武池袋線の「所沢、小手指、飯能」や、東武東上線の「川越市、森林公園」行きの電車が終日走ることになります。 このニュースに関しては、直通運転の開始を直前に控えたここ数週間、移行に伴う不安に関する報道を何件か目にしています。不安というのは次の2点に集約されるようです。 1つ目は、渋谷での東横線(現在は地上2階)から山手線(地上2階)、東京メトロ銀座線(地上3階)への乗り換えが、東横線が地下5階の副都心線の駅に「もぐる」ことで混乱が生じる、具体的には
東急大井町線戸越公園駅(品川区戸越5)は2月24日、ホームの延伸工事完了に伴い大井町方面2両のドアカットが解消された。 ドアカット状態の戸越公園駅の様子 ドアカットは、ホームより列車の全長が長いために一部のドアを開けられず、限られた車両のドアから乗降すること。車内では戸越公園駅到着前に、「本日より5両全てのドアがご利用いただけます」と、車掌のアナウンスが流れた。 18メートル車両×3両編成(1965年3月まで)、18メートル車両×4両編成(1974年3月まで)が往来していた時期は、同駅では車両の全てのドアが開閉していた。しかし、1974(昭和49)年4月より乗客の増加によって20メート車両×4両編成となり、ホームの長さが不足。近年は20メートル車両×5両編成が運行し大井町側2両がドアカット状態だったが、約40年ぶりに全てのドアが開くようになった。 東京急行電鉄広報課の柳澤成行さんは「車両を
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