以前,この欄でド・モルガンの法則を取り上げました(プログラミングに役立つ 「ド・モルガンの法則」)。今回は,ド・モルガンの続きです。1回ずつ読みきりにしているので,ド・モルガンの続きといっても別の話題です。 ド・モルガンの法則: NOT (X AND Y) = NOT(X) OR NOT(Y) は,一言で言うとNOT と AND があれば OR が作れる ということです。 さて,以下は,ある日の日経産業新聞をスキャンしたものです(赤線:岩井による)。 フラッシュメモリー欄にNOR型,NAND型とありますが,これらは"OR" や "AND" と響きが似ている感じがします。 実は, NOR = NOT + OR NAND = NOT + AND という意味で,語源は,論理回路の "NAND"と"NOR"です(詳しくは,大容量かつ高速化で普及が進む,「フラッシュメモリー」の原理を探るなどを参照)