廃線危機の地方鉄道を救った「三毛猫のたま駅長」 その後、どうなった?:衰えぬ人気(1/5 ページ) 和歌山電鉄貴志川線の貴志駅で平成19年1月、三毛猫の「たま」が国内で初めて民営鉄道会社の駅長に就任してから16年が経過した。廃線寸前だった同線は、猫の駅長ブームで全国からファンが押し寄せ、地方鉄道再生のモデルケースになった。 和歌山電鉄貴志川線の貴志駅(和歌山県紀の川市)で平成19年1月、三毛猫の「たま」が国内で初めて民営鉄道会社の駅長に就任してから16年が経過した。廃線寸前だった同線は、猫の駅長ブームで全国からファンが押し寄せ、地方鉄道再生のモデルケースになった。たまは27年6月に死に、現在は2代目として三毛猫の「ニタマ」が駅長を務めているが、週末ともなると多くの観光客らが同駅を訪れており、和歌山の観光スポットとしてその人気は衰えない。 没後8年祭に全国からファン たまの命日にあたる6月2