イギリスがEUから最終的に離脱し、新型コロナウイルスが猛威を振るうなかで、ヨーロッパは、2021年の新年を迎えました。 アタリ氏は、感染はすぐには収まらないとみる一方で、ヨーロッパの将来については、意外にも明るい展望を示しました。 ジャック・アタリ氏 「EUは、コロナ危機に対して、取り得るなかで最善の対応をしたと思います。もちろん、当分の間、苦難が続くでしょう。ワクチンが人々に行き渡るまであと数か月はかかるでしょう。しかし、この苦難を乗り越えれば、EUにとっていい年、希望の年、成功の年が訪れると信じています」