名古屋で夢破れ、職失い… 支援施設、全国から入所者(1/2ページ)2008年11月14日1時7分印刷ソーシャルブックマーク 4、5階がホームレスの一時保護施設として利用されている集合住宅=名古屋市熱田区 「元気な名古屋」に仕事を求めて全国から集まってきたものの、東海地方の景気の失速で職や住まいを失い、ホームレスになる派遣社員や期間労働者が急増している。ホームレスの就労を後押しするため名古屋市が開設している自立支援施設は、秋以降、ほぼ満員の状態が続く。 熱田区にあるホームレスの一時保護施設。13日夕、5階の娯楽室では男性数人がテレビに見入っていた。「彼らは、日中の空いた時間に面接を受けます。働く意欲と可能性が高いと判断されれば、自立支援センターに移ります」と、施設長。 3畳間と6畳間を備えた部屋に3人が同居。3食と日用品が支給されるほか、週3日シャワー室も利用でき、原則として2週間滞在が可能