小田急電鉄は4月3日、若年層の社員を中心に、平均で月額1万4000円程度の賃上げを同月から実施すると発表した。上げ幅は現行の賃金制度で過去最高。初任給も私鉄トップクラスの23万6600円に引き上げる。人材の確保と定着を図るのが狙い。 賃上げは管理職を除く一般従業員を対象に実施。上げ幅は若年層を中心に最大で13%程度となる。平均で月額1万4000円程度の賃上げとなり、約30年ぶりの高水準となる。 初任給は大学卒(総合職)で前年度から2万1600円(10%)引き上げ、23万6600円に。高校卒(エキスパート職)では前年から2万3000円(13%)引き上げ、20万1100円となる。
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