以前,この欄でド・モルガンの法則を取り上げました(プログラミングに役立つ 「ド・モルガンの法則」)。今回は,ド・モルガンの続きです。1回ずつ読みきりにしているので,ド・モルガンの続きといっても別の話題です。 ド・モルガンの法則: NOT (X AND Y) = NOT(X) OR NOT(Y) は,一言で言うとNOT と AND があれば OR が作れる ということです。 さて,以下は,ある日の日経産業新聞をスキャンしたものです(赤線:岩井による)。 フラッシュメモリー欄にNOR型,NAND型とありますが,これらは"OR" や "AND" と響きが似ている感じがします。 実は, NOR = NOT + OR NAND = NOT + AND という意味で,語源は,論理回路の "NAND"と"NOR"です(詳しくは,大容量かつ高速化で普及が進む,「フラッシュメモリー」の原理を探るなどを参照)
![ド・モルガンの法則と論理回路](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bed39b5962a5d552c95b6d796db8f55e72d32943/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fimages%2Fn%2Fxtech%2F2020%2Fogp_nikkeixtech_hexagon.jpg%3F20220512)