「NISA」は、2024年1月から非課税保有期間が無期限となり、非課税保有限度額も1800万円に拡大。さらに、主に投資信託への積立投資が用途となる「つみたて投資枠」と、個別株やETF(上場投資信託)への投資が可能な「成長投資枠」を併用できる制度になった。 「これらの特徴を踏まえると、2024年からの『新しいNISA』には“雌鶏(めんどり)投資”がマッチしやすい」と話すのは、ファイナンシャルプランナーの深野康彦さん。“雌鶏投資”と銘打っている投資手法について、教えてもらった。 “雌鶏投資”=高配当株投資で定期的に配当金を得る手法 「“雌鶏投資”とは、高配当株での投資のことです。雌鶏を飼っている人は雌鶏が産む卵を食べ、雌鶏自体は食べないのと同じように、高配当株に投資することで定期的に配当金をもらいながら、株式そのものの成長を待つのが“雌鶏投資”です。ちなみに、2023年に東証がPBR(株価純資
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