台湾でLTE方式による4Gサービスが始まった。国策によりWiMAXを次世代通信方式の柱としてきた台湾も、2013年末にLTE方式の免許が6社に交付された。他国に後れを取っていた4Gの普及がようやく始まろうとしている。 6社が4G免許を取得、中華電信が一番乗り 日本や韓国、香港などアジア各国で4Gの普及率が高まる中、台湾では2013年末にようやく4G免許が交付された。通信方式はFDD-LTE、周波数帯域は700MHz(Band28)、900MHz(Band8)、1800MHz(Band3)の3つ。このうち900MHと1800MHz帯の一部は、既存の通信事業者がGSMで利用している周波数のうち、免許切れとなるものをLTEへと転用する。免許はオークションで落札され、既存の大手4事業者である「中華電信(Chunghwa Telecom)」「遠傳電信(Far EasTone Telecommunic
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