「当時は優れた漫画がわずかしかなく、ドラゴンボールは私たちの子供時代に一緒にいました。かけがえのない思い出です」 「教科書やノートに写してました。同級生はかめはめ波をまねてたし、どちらが先に最新話まで読めたかでよくケンカしてました。ドラゴンボールは、笑い、情熱、強さ、悔しさ、感動など、私たちにたくさんのものを与えてくれました」 鳥山明さんの悲報は本当に数多くの中国メディアが報じた。長く中国を見続けた筆者だが、特に多くの中国メディアが報じたと言っていい。後日8日には中国外交部の定例記者会見でテレビ東京の記者の質問に、報道官の毛寧氏が「彼の作品は中国で非常に人気で、多くの中国のネットユーザーが死を悼んでいました」と哀悼のコメントを行い、それが人民日報など権威ある国のメディアで更に広がった。漫画家の死去に外交部がコメントするのは見たことがないと中国でも驚かれた。 報道を受け、ある人は当時の思い出