tl;dr 書いていたら思わず長文の大作になってしまいましたので、プロトコルオタ以外の方は文章の多さに退屈されるかと思います。GoogleマップサービスでSPDYの問題が発覚し、GoogleがLinuxカーネルに修正を加えて対応したというお話です。将来 Linux + nginx + SPDY を使いリバースプロキシでサービス運用を検討されている方は参考になるかもしれません。 1. はじめに、 プロトコルに執着する年寄りエンジニアの老害が叫ばれて久しい。 年甲斐もなく自分好みのパケットを追っかけるおやじエンジニアの姿を見て眉をひそめる若者も多いと聞く。 そんな批判に目もくれず、今日も一つ、プロトコルオタのネタをブログで公開したいと思いますw 今回はちょうど1年ほど前に書いたブログ記事 「GmailがハマったSPDYの落とし穴」の続編です。といっても今度の舞台は、Googleマップ。ネタ元も
1. はじめに、 本日早朝、Android の Chrome のベータ版がアップデートし、バージョン26になりました。 それに伴い、Googleより Chrome の SPDY Proxyの機能と、Googleが提供する Page Speed サービスを組み合わせたData Compression Proxy という実験サービスのアナウンスがあり、早速使っていろいろ調べてみました。 2. Data Compression Proxyとは何? このData Compression Proxyはどういうものでしょうか? Googleの案内ページに記載されている下記の図が一番わかりやすいです Andoroid端末からData Compression Proxyを有効化したChrome(ベータ版)を使ってWebページにアクセスをすると、 HTTPSは、これまで通りAndroid端末から直接サーバへ
TOP > ブログ > HTTP 2.0最新動向インタビュー - IETF httpbis wg チェア Mark Nottingham氏 昨年後半、IETFのhttpbisワーキンググループでHTTP 2.0標準化に向けた動きが開始されました。 そのhttpbisワーキンググループのチェアであるMark Nottingham氏(Akamai)に対するインタビューの機会を頂けました。 Mark Nottingham氏は、HTTP 2.0標準化の舵取りをしている方です。 非常に興味深い最新状況を伺えたので、可能な限り生に近い情報をお届けします(日本語に翻訳する前の英語版はこちら)。 お楽しみ頂ければ幸いです。 Q: HTTP 2.0標準化開始の経緯を教えて下さい HTTP 1.1とHTTP 1.0には、よく知られた制限があります。 特に顕著なのが、ひとつのコネクションでリクエストを出してレス
CROSS 2013レポートパート2です。次世代Webセッションのメモ。 CROSS 2013 間違いや発言意図と違う表現だ、などということがあると思います。ご指摘いただければ幸いです。 次世代Webセッション前半〜プロトコル編 http://www.cross-party.com/programs/?p=138 http://www.ustream.tv/recorded/28598269 司会 Jackさん(@Jxck_) 以下J 大津さん(@jovi0608) SPDY関連 以下jovi 小松さん(@komasshu) Websockets 以下koma 清水さん(@kazubu) HTTP/2.0 以下kazubu HTTP2 2012/11最初のドラフト。絶賛議論中 どんなところが問題? kazubu: 前回のIETFの続きのトピック。crimeアタックに関して圧縮回り見直しとか
intro 少し経って、去る11月28日に、HTTP プロトコルの次期規格となる HTTP2.0 のドラフト、 draft-ietf-httpbis-http2-00 が、IETF の httpbis ワーキンググループで公開されました。 このドラフトは Google から提案された仕様である SPDY が採用されています。 HTTP1.1 からのアップデート HTTP1.1 の RFC が提出されたのは 1999 年で、 13 年経った今年 2012年8月 に、 HTTP の仕様を議論する httpbis というワーキンググループが、 HTTP1.1 のアップデート版になる仕様、 HTTP2.0 の策定を開始しました。 これは、 HTTP1.1 の仕様策定がある程度落ち着いてきたこと、次期仕様を考える良い時期であること、 そしてなによりも、 Web の使われ方が大きく変わり、 求められて
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