ボルボの商品展開はかなりロジカルで、フラッグシップの90シリーズ、メインラインの60シリーズ、そして普及モデルの40シリーズの3つのクラスを持ち、それぞれにセダン、ワゴン、SUVを用意する。原則はそれだけだ。 Cセグメントの40シリーズにはセダンはない。相応しいモデルにはそれぞれ車高を上げたクロスカントリーが用意される。例えば、V90にはありで、S90にはなし。XC90は最初から車高が高いからなし。60シリーズの場合、やがてV60には確実に追加されるはずで、S60は微妙だが、先代はありだった。V40はあり。 モジュラー設計で生き残ったボルボ ボルボの場合、フォード傘下からの離脱以降、使えなくなったフォードグループのエンジニアリング資産の代わりに、人も資金もない中で必死に、独自フルラインアップの再構築をやってきたため、とにもかくにもラインアップをロジカルに構築するしかなかった。 60シリーズ
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