屈辱と歓喜と真実と―“報道されなかった”王ジャパン121日間の裏舞台 作者: 石田雄太出版社/メーカー: ぴあ発売日: 2007/02メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 30回この商品を含むブログ (33件) を見る ワールド・ベースボール・クラシックの裏側を綴った名著。野球好きのひとは読みましょう。野球好きでなくても、熱い男のドラマが好きなひとは読みましょう。 裏面の事情を百も承知で監督を引き受けた王貞治、熱く感情をあらわにしながら日本を率いるイチロー、快投をつづける上原や松坂、イチローに懐く青井、川崎、今江たち、縁の下でチームを支える宮本、最高にかっこいい男たちの姿がここにある。 王貞治は語る。 「この大会がアメリカ中心なのはわかってるよ。MLBが勝手に進めたとか、商業主義だとか、そういうことも聞いている。でもやると決まって、日本が出ると決めた以上、勝たなきゃならん。僕だって喜