「少年ジャンプ読めます!! 1冊だけあります」 東日本大震災の直後、仙台市の書店に張られた手書きのメッセージを見て、たくさんの子どもが集まりました。 物流が止まる中、店主が入手した最新号の1冊は、ボロボロになるまで店頭で読まれ、後に“伝説のジャンプ”と呼ばれるようになりました。 被災地の子どもたちに笑顔と安らぎを与えたまちの書店が、惜しまれながら店を閉じたのです。 (仙台放送局記者 吉原実)
マンガの世界で、震災後の世界を表現した作品が目立ってきた。変わり果てた風景。先の見えない未来。重苦しくのしかかる現実と対峙(たいじ)する創作が広がりつつある。 「杜王町(もりおうちょう)」も3月11日の大震災では大きく傷ついた――。 荒木飛呂彦の1980年代から続くシリーズ「ジョジョの奇妙な冒険」の第8部「ジョジョリオン」が、「ウルトラジャンプ」(集英社)の6月号(5月発売)で始まり、冒頭で物語世界がそう説明された。 過去のジョジョにも登場した杜王町がある「S市」は仙台市を連想させ、「死者数行方不明者数そして失われた家屋や産業・避難者の数は報道の通り」と続く。 目を引くのは、地面が隆起してできた、全長10キロにも及ぶ堤防のような「壁の目」と呼ばれる地形だ。 荒木は「舞台を杜王町にすることはもともと決めていたのですが、構想の段階で震災が起きました。杜王町は仙台市がモデルなので避けて
日時:平成25年8月6日(火)会場:日本製紙クリネックススタジアム宮城 施設内聞き手:吉川登(仙台市建設局広瀬川創生室)...
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