マッカーサーも常連だった!? 88歳「ビヤホールライオン 銀座七丁目店」の伝説:週末に「へえ」な話(1/4 ページ) 数年ほど前から「レトロブーム」が続いている。若い人を中心に、厚底ブーツ、使い捨てカメラ、レコード、メロンソーダなどが売れているそうだが、個人的に気になっているのは、夜のネオン街にもレトロがあふれていることだ。 「昭和」感が漂う飲み屋をよく見かけるようになって、店内に入るとメニューであったり、流れてくる音楽であったり、ポスターに使われているフォントであったり、これでもかこれでもかといった感じで「昭和」をたたみかけてくるのである。 もちろん、これらは「昭和風」というか「昭和的」である。つまり、あの手この手の演出を加えることで、そこにいる客はノスタルジーを感じているわけだが、当時の建物をほぼそのままの状態で使っている飲食店を見直す動きがあってもいいのでは……。