人気コンテンツの版権者に版権料を払って、機種を開発しているパチンコ・パチスロ産業。しかし今、版権を単に使うというだけでなく、新曲発表のメディアとして使われた『ぱちんこAKB48』に代表されるように、単なる“遊技機”から“メディア”としての役割も持つようになっているという。 数あるエンタテインメント産業の中でも、市場規模が約20兆円と非常に大きいパチンコやパチスロ。多くの人が楽しんでいる一方、射幸心をあおったり、不透明な資金の流れが指摘されるという悪いイメージもある。 技術の進歩とともにその形を変えてきたパチンコだが、液晶画面の導入によって、アニメやゲーム関連企業も開発に加わり、多くのヒット作品も生まれるようになった。その版権料がアニメ新作の資金源となったり、パチンコとコラボすることでプロモーションに役立てたりする例も増えている。 そんな現代のパチンコ産業の先端研究者であるのが、エンタテイン
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