(CNN) 2016年にトランプ米大統領が政界を席巻したとき、その台頭ぶりは「ポピュリスト」的と評されることが多かった。確かに当時のトランプ氏は、一般の米国民を代表して機能不全に陥った政治制度に挑む異端児の役を演じていた。 しかしそれから10年を経て、トランプ氏はこうした政治スタイルをほぼ完全に捨て去った。 実際のところ、同氏は多くの意味で反ポピュリストになった。 世論調査の数字はそれを証明している。 ロイター通信とイプソスが今月実施した世論調査では、トランプ氏の支持率が過去最低の33%にまで低下した。大統領としての仕事ぶりを支持する国民はわずか3人に1人だ。 しかし、もっと示唆的なのは、「強く」支持する人の割合が低下し続けている点だろう。その割合は全体のわずか13%、共和党支持者の35%にとどまった。 つまり、トランプ氏のやっていることがすばらしいと考えている国民はおよそ8人に1人で、本

