19日午後11時50分頃、川崎市川崎区駅前本町のJR東海道線川崎駅で、女性が東京発小田原行き快速電車(15両編成)にはねられた。 女性はホーム上にはね返されて近くにいた23~34歳の男女3人にぶつかり、3人は頭や腰を打つなどの軽傷を負った。女性は死亡した。 川崎署によると、利用者がホームから線路に飛び込む女性を目撃しており、同署は自殺とみて身元などを調べている。 JR東日本横浜支社によると、この事故で上下線8本が最大約58分遅れ、約7000人に影響した。
教養問題を廃止し、エントリーシート(ES)や論文など「人物重視」の試験に切り替えたところ、女性比率がアップした。女性のアピール力の高さが浮き彫りとなった形だが、府・市は「男女半々が理想で、ここまでの偏りは予想外。女性に有利になっていないかなど試験変更の影響を検証したい」としている。 大阪市は今春、主に市長部局で働く事務職を55人程度募集。受験者760人のうち女性は335人(44%)で、1次試験は志望動機や自己PRを記入するESと小論文を実施した。2次試験では、集団で架空の商店街の振興策を企画するなどの「グループワーク」と論文、3次試験では面接と適性試験を行い、最終的に65人が合格。うち53人(82%)が女性だ。 府の採用試験は受験者1121人で、女性は464人(41%)。最終合格者86人のうち67人(78%)が女性だった。府・市は12年度も、女性が最終合格者の6割以上を占めた。 12年度の
天文部や生物部のような科学系の部活動(科学部)がない中学が7割を超えたことが科学技術振興機構(JST)の調査でわかった。 4年前に比べ、7ポイント増えた。理科を指導できる教員の不足などが理由とみられている。 同機構は今年3月、30人以上の生徒がいる全国の公立中から無作為に500校を選び、教師や生徒を対象にアンケートを実施。417校から回答があった。73%の中学校が「科学部がない」と回答し、理由としては、「顧問となる教員が不足している」が69%で最も多かった。科学部に所属している生徒は全体のわずか1%。理由で最も多いのは「学校に科学部がない」(59%)だった。 同機構理数学習支援センターの渡辺怜子副調査役は「子供が科学を身近に感じにくい状況にある。科学部だけでなく、観察や実験の機会を増やすなど、子供の興味を育てる環境の整備が急務だ」と話している。
千葉県警高速隊によると、今年7月までの通報件数は200件超に上り、スマートフォンのナビ機能を見ながら間違えて入り込む歩行者も増えている。時速100キロで車が走る高速道路では大事故につながりかねず、県警や管理会社は対策を進めるが、なかなか効果は上がっていない。 県警高速隊によると、今年1~7月末の県内の高速道路・自動車専用道路への立ち入り通報件数は221件(昨年1年間は371件)で、95人(同161人)が保護された。通報件数の約7割が京葉道路で、NEXCO東日本の昨年度1年間の統計でも、管理する43路線のうち京葉道路の通報件数が最多の268件で、2位の第三京浜道路を約100件上回っていた。 京葉道路での進入が突出して多いのは、料金所がないインターチェンジ(IC)が多いのが大きな要因とみられる。市川、幕張、武石の各ICなどでは入り口に料金所がなく、そのまま本線に入る。自動車専用道路などの標識は
中華料理店をチェーン展開する「王将フードサービス」(京都市)は3日、「餃子の王将 金沢片町店」(金沢市片町)で、来店客が不適切な行為を行い、その様子を撮影したうえで、画像をインターネット上に公開していたと発表した。 同社は、同店を2日夜に閉鎖し、今後、同店の閉店のほか、撮影した客らに損害賠償を求めることも検討している。 撮影をした客の一人(39)は3日、読売新聞の取材に対して、「昨年11月、自分たちの飲食店のカレンダーの写真として使うために、10人ほどで店に行き、店内のカウンター席で裸で座ったり、店員の服を着たりして撮影した。店の許可を得て写真を撮った」と話している。同社経営企画部によると、今月1日、匿名の問い合わせメールがあり、確認したところ、インターネットのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に、金沢片町店で撮影されたとみられる不適切な画像1枚が見つかった。同店の店員に確認
世界文化遺産に登録された富士山で、公衆トイレの高額な維持管理費に関係者が頭を悩ませている。 山頂などに6か所ある公衆トイレの維持管理費は年間計約7640万円に上り、このうち年間5000万円以上を、設置した国や静岡、山梨両県などが負担している。富士山では公衆トイレや山小屋を問わず、利用者には1回100~300円の「協力金」の支払いを呼びかけているが、維持管理費をまかなうにはほど遠い。このため、富士山で今年試験徴収が実施された入山料(利用者負担)の一部を維持管理費に充てるよう求める声も上がっている。 「協力金300円」と貼られた山頂にある環境省設置の公衆トイレ。今月7日午前8時頃、トイレに常駐する管理者が用事で約10分間だけ、不在となる時間があったが、その間に訪れた15人のうち14人が料金箱に300円を入れた。支払いを済ませた茨城県城里町の大学生(20)は「山頂できれいなトイレを使えるのだから
スマートフォンやパソコンに夢中になるあまり、健康や学業に支障をきたす「インターネット依存」の若者が増加していることを受け、政府が初の調査・研究に乗り出す方針であることが明らかになった。 小学生から高校生までを主な対象に、一定の時間、インターネット環境から遠ざかる「ネット断食」を来年度から開催し、ネット依存の症状や処方箋を探る。 ネット依存の若者の実態は、今月1日の厚生労働省研究班の調査で明らかになった。推計数によれば、ネットへの依存が強いとみられる中高生は全国で約51万8000人いるとされ、研究班は「依存が強くなると、昼夜を問わずに熱中して睡眠障害が起きたり、生活リズムが不規則になって栄養障害が起きたりする」などの弊害を指摘した。 ネット依存の専門外来を持つ医療機関は極めて少ないため、認知度は低く、対策の遅れも指摘されている。一方で政府は、2019年度までに児童・生徒1人1台の情報端末によ
インターネット掲示板「2ちゃんねる」の元管理人・西村博之氏(36)が、同掲示板を管理・運営する権利を海外法人へ「譲渡した」と公表した2009年以降も、同掲示板の広告収入約3億5000万円を受け取っていたことが関係者の話で分かった。 西村氏はうち約1億円について、東京国税局から申告漏れを指摘されたという。譲渡後も同掲示板と密接な関係だったことが、金銭面から裏付けられた。 西村氏が自身のブログで2ちゃんねるの譲渡を公表したのは09年1月。譲渡先とされたのは、シンガポールに法人登記されていた「パケット・モンスター社」だった。同年6月に出版した著書「僕が2ちゃんねるを捨てた理由」では「管理人を外れ、アドバイザーもしくは単なるユーザーになった」などと記していた。
全世界で月2億人が見るとされる米国の旅行者向け口コミサイト「トリップアドバイザー(TA)」で、原爆の資料を集めた広島平和記念資料館(広島市中区)が、「外国人に人気の日本の観光スポット」として2年連続1位になった。 被爆者の遺品や写真など、当時のすさまじさを物語る展示資料に心を揺さぶられる人が多いようだ。 「地球上の全ての人が見るべきだ」「悲しみを誘うが、有益で必見」「日本旅行のハイライトになった」。TAの資料館のページに書き込まれた口コミだ。 TAの運営会社によると、ランキングは前年4月からの1年間、日本語以外の20言語の口コミを対象に5段階評価の平均値や、コメント数などから集計されている。資料館は2012、13年と連続でトップ。13年の2位は伏見稲荷大社(京都市)、3位は東大寺(奈良市)だった。 理由の一つには1996年12月、原爆ドームが世界遺産に登録され、「ヒロシマ」への関心が高まっ
【瀋陽=蒔田一彦】漢字の国・中国で、若者を中心に正しい漢字を書けない人が増えている。 パソコンや携帯機器の急速な普及で手書きの機会が減っていることが背景にあり、危機感を抱いた当局は、漢字への関心アップに乗り出している。 「88、3Q」 中国の女子中学生の携帯メールにあふれる若者言葉の一つだ。「バイバイ、サンキュー」の意味。こうした数字や英語を使った省略語や外来語が多用される一方、「読めるけれど書けない」漢字が増えている。 河南省のテレビ局が7月から全国放送を始めた番組「漢字英雄」。小中高校生が漢字の書き取りを競う。答えに窮した子供は電話で親たちに教えてもらうが、「脱臼(中国語でも脱臼)」など、普段よく使う漢字でも大人たちの誤答が続出。現代中国人の「書く能力」の低下を浮き彫りにした。 これを受け、国営メディアは「漢字は中国文化の核心。我々は後世に継承しなければならない」(新華社通信)などと、
メール共有サービス「グーグルグループ」を利用する中央省庁や企業の内部情報が誰でも閲覧できる状態になっていた問題で、米グーグル社が、同一グループのメンバーしかメールを読めないよう初期設定を変更していたことが17日、わかった。 ただ、設定変更の対象は新たな利用者だけで、問題発覚から約1か月がたった今も、ネット上を漂う「内部情報」は後を絶たない。 これまでの初期設定は、メールを閲覧できる権限が「すべてのユーザー」に与えられていたが、多くの利用者がこの設定に気付かないまま、グループ内だけで共有するつもりの内部情報や個人情報を公開していた。 今回、グーグルでは全世界で初期設定の閲覧権限を「グループのすべてのメンバー」に変更。誰でも閲覧できる状態にするには、改めて設定を変える必要がある。ただ、今回の初期設定変更は新規利用者にしか適用されないため、問題に気付いていない既存利用者の内部情報はいつまでも流出
【広州=吉田健一】17日付の香港紙「明報」などによると、世界的なパフォーマンス集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」が今月北京で行った公演で、中国本土では公開が禁止されている1989年の天安門事件に関する写真が巨大スクリーンに映し出された。 シルク・ドゥ・ソレイユ側は、公演内容はすべて中国当局の事前審査を経たとしている。中国政府は天安門事件に関して厳しい言論統制を敷いており、審査時に当局が見落とした可能性がある。 写真が登場したのは、9~11日に行われた公演の初演。米歌手の故マイケル・ジャクソンさんの「ゼイ・ドント・ケア・アバウト・アス」という曲に合わせ、天安門事件で戦車の前に一人の男性が立ちはだかる有名な写真が舞台上に約4秒間映し出された。その瞬間、会場内の約1万5000人の観客は驚き、ぼう然となったという。
フェイスブック(FB)の「いいね!」やツイッターのフォロワー(閲覧者)の数。 インターネット上の共感や信頼度を測るこうした指標を売買するビジネスがある。「いいね!」の数を商品やサービス購入の際の参考にするという人が増える中、専門家からは「広告であることを隠すステルスマーケティング(ステマ)ではないか」との指摘も出ている。 「これまで500社以上に売った」。1年半前から「いいね!」やフォロワーの「数」を通販サイト「ギークワールド」で売り始めた大阪市の男性(28)は打ち明ける。「いいね!」5000人分で3万7980円、フォロワー5000人は2万9980円。収入は月50万円。顧客は飲食店やタレント、情報商材の業者などだ。注文が入ると提携する米国の会社に連絡し、この会社が手配した「サクラ」に日本の顧客のサイトにアクセスして「いいね!」などを増やしてもらう。「米国人だから日本語のサイトは読めないと思
【ワシントン=中島達雄】脳を刺激して実際と違う誤った記憶(過誤記憶)を作り出すことに、ノーベル賞受賞者の利根川進・米マサチューセッツ工科大教授と理化学研究所のチームがマウスの実験で成功したと、26日付の米サイエンス誌に発表する。 過誤記憶を人為的に作り出したのは世界で初めて。 人間はしばしば記憶違いを起こすほか、妄想を抱く病気もある。これらの原因はわかっておらず、今回の成果をきっかけに解明が期待される。 利根川教授らは、マウスの脳の奥にある「海馬(かいば)」と呼ばれる部分に光を当て、実験を行った。海馬は記憶に関係すると考えられる。マウスの脳細胞には特殊な遺伝子が組み込まれ、光を当てると活性化、直前の記憶が再生されるようになっている。 このマウスをまず、何もしない安全な部屋に置いた後、形の違う別の部屋に移し、脳に光を当てながら、マウスの嫌いな電気を足に流した。このマウスを安全な部屋に戻すと、
電車とホームの間に足を挟まれた女性を救出するため、車両を押して傾ける乗客や駅員ら(22日午前9時19分、JR南浦和駅で)=繁田統央撮影 22日午前9時15分頃、さいたま市南区のJR南浦和駅京浜東北線ホームで、女性乗客がホームと車両の間に落ちて両足が挟まれた。 車内やホームにいた乗客と駅員が協力し、車両を押して隙間を作って女性を救出。女性は病院に運ばれたが、目立ったけがはないという。 居合わせた乗客らによると、ホームに「人が挟まれました」というアナウンスが入り、それを聞いた乗客が自主的に電車から降りて、車両を押していた駅員の作業を手伝ったという。 JR東日本によると、この影響で京浜東北線に一時、8分の遅れが出た。
広島市内の県立高校の男子生徒7人が4~5月、校内の女子更衣室をスマートフォンで盗撮した動画を無料通話アプリのLINE(ライン)に投稿していたことがわかった。 県教委によると、7人は複数回にわたり、女子更衣室に仕掛けたスマートフォンで動画を撮影。LINEでグループ登録者だけが見られるようにしていた。 盗撮のうわさを聞いた一部保護者が5月、高校に連絡、高校が県警に被害届を出した。県警は盗撮に関わったとして7人を特定したが、常習性がないなどとして処分を見送ったという。 高校側は6月、7人に2日間、自宅で反省するよう指導し、全校集会で女子生徒全員に謝罪。中にはショックを受け、食事を一時取れなくなった女子生徒もいたという。県教委は、公開された動画の内容について「現時点では、確認できていない」としている。
◇…富士球場…◇ ▽1回戦 伊豆総合 110101004—8 富 士 100402000—7 ◇ 富士球場の伊豆総合—富士では、九回に「幻のホームラン」が出るハプニングが起こった。 伊豆総合は2点を追う九回一死満塁、一打逆転のチャンスに打席に立ったのは5番杉山祐規選手(3年)。初球のストレートを振り抜いた打球は、大きく弧を描きながらライトスタンドに飛び込み、ベンチや応援席は喜びを爆発させた。 だが、次の打者が打席に入る時、主審から突然「アウト」の宣告。球場全体が「えっ」という戸惑いの声に包まれた。 実は、杉山選手は本塁を踏んでいなかった。公式記録では三塁を回った時点で三塁打までは認められ、前の3走者のホームインも認められた。杉山選手は「先に本塁を踏んだ選手らが出迎える中、ベースの位置がわからなかった」という。 杉山選手には試合後、県高野連から「幻のホームラン 杉山祐規君」と書かれたボ
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