日図協が構想している「上級司書」の条件のおおよそなものは、 ・日本図書館協会に所属していること ・論文を提出すること ・研修を受けること と、 ・司書資格取得後10年以上の勤続経験を持つこと である。 もしこの資格が実現すれば、司書=専門職?論議での問題の一つであった、「職能団体」については解決することになる。 また、一般の司書資格よりも能力があることを保証する新しい資格は、司書の就職問題の打開策としても期待されるだろうし、今までの司書のイメージを改善するきっかけとなるかもしれないし、可能性だけの話だけれど、そういったことのために今まで多くの人から望まれてきた。 で、タイトルから大体想像がつくかもしれないが、このエントリで言いたいことは、「10年の「経験」が保障する司書の能力は、資格認定に本当に必要なのか」ということ。そんな条件はなくなればいいのにと私は思っているのです。10年とかふざける