北京五輪で初のベスト4入りした「なでしこジャパン」の主将DF池田浩美(32)が12日、今季限りでの現役引退を視野に入れていることを明かした。所属のTASAKIは10日に、来季からの休部を発表。北京五輪で代表引退した池田は、現役は続行する意向だったが「サッカーをやりたい気持ちはあるけど行きたいチームがない」と現所属先で現役を終えることも示唆した。昨年7月に結婚し、環境を変えることは難しく「続けたいと言えば夫は絶対に反対はしないと思うけど、この1年は甘えてきたから」。この日の伊賀戦ではリーグ戦100試合連続出場を果たし「最後まで責任と誇りを持って戦いたい」と話した。