高校生の内定取り消し186人 半数なお求職中 文科省2009年1月16日15時2分印刷ソーシャルブックマーク 文部科学省は16日、高校生の内定取り消し状況の調査結果を発表した。全国で男子130人、女子56人の計186人が内定を取り消された。別の企業に決まった生徒もいるが、半数は今も就職活動中という。対応を急ぐ各県の担当者は、「生徒のショックは計り知れない。安易な取り消しはしないで」と訴えている。 厚生労働省の昨年12月19日時点の調査では、高校生の137人が内定を取り消されていた。文科省も景気悪化による内定取り消しの実態を把握するため、都道府県教育委員会などを通じて調べ、5日時点の数字をまとめた。 内定を取り消された生徒のうち7人は労働局の指導などで企業側が取り消しを撤回。75人は再び就職活動をするなどして別の企業から内定を取り直した。進学に切り替えた生徒も6人いる。職業訓練校などを選んだ