法務省が入所準備を進める福島市狐塚の「自立更生促進センター」を巡り、開所に反対する周辺住民や学校関係者ら約260人が25日、同市内でデモ行進を行い、「子供たちの安全を奪うな」などと気勢を上げた。 同センターは、刑務所を仮出所した男性の社会復帰や自立更生を支援する施設。建物は08年に完成したが、住民側の反対を受け、入所開始が延期されていた。 同省は、新しい運営方針を表明し、今月9日、「一定の理解を得られた」として入所の準備を進めると宣言。これに対し、住民側は「一方的な強行開所だ」と反発を強めている。 デモ前の抗議集会であいさつした中村哲也・福島大教授は「周辺の学校に通学する約6000人の子供たちへのリスクが高く、安心できない教育環境になる。子供たちを守りたい」と呼び掛けた。 参加者は「子供の人権を守れ」「福島の住民はモルモットではない」などのプラカードを掲げ県庁前を出発。「強行開所反対」「地
18歳未満の少女に売春させたとして、警視庁は山口県内の私立高校2年の少年(18)を売春防止法違反などの疑いで逮捕したと26日発表した。同庁によると、少年は高校を休学して昨年3月に上京し、14〜17歳の少女を中心に25人を雇って売春させていたという。 少年育成課と碑文谷署によると少年の逮捕容疑は、昨年11月16日ごろ、都内の中学2年の少女(当時14)が18歳に満たないことを知りながら、東京都品川区の会社役員の男(38)=児童買春罪で罰金刑=に引き合わせ、台東区のホテルで料金4万円でわいせつな行為をさせたもの。 少年は携帯電話の掲示板サイトに「稼げる仕事を紹介します」と書き込み、応じた少女を雇い、出会い系サイトで客を募っていた。昨年3月から1年間で総額1千万円を売り上げ、少年が半分を得ていたという。 少年はネットカフェに寝泊まりし、「金は飲食費に使った」と話しているという。
事業仕分けの会場を訪れ、議論に耳を傾ける内田裕也さん(中央)=東京都中央区で2010年4月26日午前10時35分、佐々木順一撮影 独立行政法人の事業を対象にした事業仕分け第2弾2日目の26日、東京・日本橋の会場にロック歌手の内田裕也さん(70)が訪れ、入場前に「政治!とカネ!、オキナワ!を決着できない民主党に仕分けする資格はない。ROCK’N’ROLL」とフェルトペンで手書きした紙を掲げた。 昨年11月に行われた第1弾も傍聴した内田さん。「日本中の人がこう思っているんじゃないですか」とメッセージの意図を話した後、「(前回の)1回だけ来たのではひやかし。ロックンロールミュージシャンがもっと政治に関心を持たなきゃ、次の世代に伝わらない」と力説した。 この日は黒のジャケットとズボン姿で赤いマフラーをまとったサングラス姿。仕分け開始前に仕分け人の蓮舫参院議員から電話が掛かってきたといい、「(自分の
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)移設問題をめぐり、水面下で日米の激しい“攻防”が行われている。鳩山政権への不信感を募らせるオバマ米政権が、協議内容の漏洩(ろうえい)に厳重抗議する一方、5月末決着に向けて追い込まれた鳩山政権は、責任回避のため首脳会談の記録を残していなかったことが、日米当局者らの話でそれぞれ明らかになった。(ワシントン 佐々木類) 米政府が日本側に対し、情報管理を徹底するよう強く抗議したのは、海兵隊の地上部隊とヘリ部隊の駐留場所の距離を「65カイリ(約120キロ)以内」とするよう米側が求めている事実を、日本の政府高官が明らかにしたためだ。 米政府は在京米大使館を通じ、「海兵隊の運用という軍事機密にかかわる問題」を逐一公表しないよう外務省に厳重抗議した。普天間飛行場の移設先について迷走を続けているうえ、協議内容を公表し混乱に拍車をかける日本政府の稚拙な対応に、米側
「読書離れ」「活字離れ」について 4月23日は「子ども読書の日」でした。また、今年は「国民読書年」ということもあって、読書をめぐる論議が活発に繰り広げられています。 ある雑誌に、知人が「子どもの読書離れ、活字離れ」について書いていたので、興味深く読ませていただきました。 尤も、その人は図書館のことに熱心に取り組んでいるだけなので、あげつらって責めるのも可哀想なのですが、発言に影響力があるだけに看過できないと思いました。 子どもの「読書離れ」「活字離れ」は、よく話題になりますが、根拠は一体、何か、十分に吟味されずに、なんとなく、周りで騒いでいるので、つい口走るという人が多いようです。 根拠となっているのは、全国学校図書館協議会(全国SLA)が行っている読書調査です。そのほか、読売新聞が行っている読書調査もあります。全国SLAの読書調査は都道府県の小学校、中学校、高等学校の3%を抽出して行って
今春、就職先が決まらないまま高校や大学を卒業した若者に対する支援策を、自治体が続々と打ち出している。臨時職員としての採用や未就職者を雇用した企業への助成が柱。朝日新聞が調べたところ、47都道府県で計3300人を超える雇用枠を新卒未就職者のために設けていることがわかった。 今年1月末時点の高校生の内定率は81.1%で、2004年以来の低水準だ。約3万人の就職先が決まっていない計算。大学生の内定率も2月1日現在で過去最悪の80.0%。あわせて10万人以上が職を求めている。 自治体の支援策の柱の一つは人件費や研修費を負担することで、企業に雇用を働きかけることだ。 長野県は、高卒未就職者を研修生として雇う企業に対し、人件費・研修費を負担する。最長1年雇ってもらい、研修後は正規雇用してもらうように働きかける。事業費は8億6千万円。県の担当者は「2月末時点で県内の未内定の高校生が261人。全員が
これが正しいイッキ飲み 11・4秒で日本酒1升ペロリ どろめ祭りで1升の日本酒を飲み干す男性参加者 Photo By 共同 男性は1升(1・8リットル)女性は5合(0・9リットル)の日本酒を一気に飲み干し、早さと飲みっぷりを競う「どろめ祭り」が25日、高知県香南市の赤岡海岸で開かれた。 もともとは生のイワシの稚魚「どろめ」をつまみに酒を飲み、豊漁を祈る祭りだったが、今では“酒国・土佐”の早飲み祭りとして有名に。 54回目の今年は、事前に健康診断を受けた25人とゲスト計26人が挑戦。司会者の「ぐーっと、ぐーっと」との掛け声に合わせ、朱塗りの大杯で豪快に酒を飲み干した。中には酒をこぼしてしまう人もおり、約9千人の観客からは「あと2合」「こぼすな」と大きな声援が送られた。 優勝は、男性が愛媛県宇和島市の山下忠史さん(54)の11・4秒。女性が香南市の金子美穂さん(50)の10・3秒。山下さ
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