4日午前8時15分ごろ、名古屋市昭和区高峯町の名古屋大学学生寮「国際嚶鳴(おうめい)館」で「爆発音とともに黒い煙が出ている」と119番通報があった。鉄筋コンクリート造り9階建ての3階の一室約15平方メートルが全焼し、焼け跡から男性1人の遺体が見つかった。愛知県警昭和署が、この部屋に住む工学部の男子学生(20)とみて身元の確認を進めている。 署によると、広島市から訪ねてきた両親が男子学生の指示に従い1階のロビーで待っていると、爆発音が聞こえたという。部屋は施錠されていたため父親(47)が解錠したところ炎が噴き出し、父親も両手や口にやけどを負った。 男子学生は学業などについて悩みがあり、両親は会って話を聞くつもりだったという。署は、男子学生が何らかの方法で爆発を起こし自殺を図った可能性があるとみて調べている。 4日午前、避難して1階ロビーに集まった学生ら十数人は不安げな表情で待機していた。男子
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