神戸市は26日、最終学歴を詐称したとして、経済観光局の男性事務職員(63)を懲戒免職にしたと、発表した。大学を卒業していたのに採用試験の際に履歴書には高卒と記載し、高卒以下に限定されている区分を受験して合格し、1980年5月から勤務していた。 市が匿名の通報を受けて確認したところ、78年3月に大学を卒業していたことが発覚した。市は2006年度に学歴の全庁調査をしていたが、この職員は上司に虚偽の報告をしていたという。 また15年7月~18年10月、週1、2回、市役所2号館地下の喫茶スペースで1回20分程度休憩していたとして、建設局の課長級の男性技術職員(64)と住宅都市局の係長級の男性技術職員(64)を減給10分の1(1カ月)とした。 処分された3人はいずれも再任用職員という。
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