ハーバード留学中は、「こいつはスゴイ!」と唸らされた人物が何名かいたが、日本人でもその実力と人間的魅力に感服させられたヤツがいた。年齢は一つ下なのだが、ハーバードでの学年は一つ上。Yale大を卒業後、東京のマッキンゼーで大活躍し、一足早く留学していた男だ。名前は、渡辺健介。 その彼が、会社を辞めて新しい事業を始めた。それが、日本を元気にする 教育事業。とっかかりとして、一冊の本が世に出る。「世界一やさしい問題解決の授業」。今日の午前中に、できたてほやほやの本を持ってネットライフのオフィスを訪ねてくれた。 子どもを対象にマッキンゼー式の問題解決方法のエッセンスを、具体的な題材とともに教えるというものだが、「子供のために」と思って買った大人がじっくり読んでも、学ぶところは多いという優れた一冊。その問題解決のエッセンスは一見シンプルだが、美しもあり、これを自由自在に操れるようになるのは決して容易