*世界の資源開発は留まることがない感じ、無人システムの開発は取り引きの持続性、メンテ依存が形成される強み、 コマツは3年後をメドにインドネシアに最大積載量100トンのダンプを自動制御できるシステムを納入する。カリマンタン島のアダロ鉱山で実用化に向けた試験運転を始めた。同社が無人ダンプを運用する鉱山は世界で3カ所目で、トランスミッションなどのギアを使う「機械駆動式」では世界初となる。 「技術革新がこのまま進めば、近い将来鉱山ダンプはすべて無人になる」(野路国夫社長)。露天掘りの鉱山で24時間動き続けるダンプトラックの運転手は慢性的に不足。高額報酬でも集まらないケースが珍しくない。高度な運転技術が求められるうえ、タイヤの直径が4メートル近いダンプの運転には危険もつきまとう。 石炭価格は10年前の4倍、鉄鉱石は10倍。業績好調の資源大手向け建機価格はほぼ言い値が通り、模倣品のない高価な部品がメン