民間のコンサルタント会社「ブランド総合研究所」が47都道府県の出身者別に「郷土愛」をテーマに調査したところ、茨城出身者はふるさとへの愛着度と自慢度(誇り)の高さがいずれも46位と低迷した。 各都道府県の魅力度を調べた同社のランキングで47位だったのに続き、県のイメージアップ戦略の大きな課題となりそうだ。 現在の居住地域に関係なく、成人するまでに最も長く居住した都道府県を出身とし、ふるさとに対する愛着度や自慢度を5段階で回答してもらい、誇りに思う要素(22項目)についても聞いた。全国の男女3万4257人から回答を得た。うち県内出身者は470人。 調査結果によると、愛着度の高さは千葉、佐賀、秋田に続き46位。自慢度の高さは和歌山、徳島、島根に続いて46位だった。上位はいずれも沖縄、北海道、京都の順で、最下位はいずれも埼玉だった。 茨城で誇りに思う要素としては、「地域を代表する産業や企業があるこ