未成年のわいせつな画像や動画を撮影し、インターネットで提供・販売したとして、岡山、神奈川両県警は2日、児童買春・児童ポルノ禁止法違反などの疑いで、29都道府県に住む男や少年62人を逮捕、書類送検したと発表した。同様の事件で摘発された人数は全国最大規模とみられる。 岡山県警によると、62人は16~57歳で小学校教諭や自衛隊員、会社員、高校生ら。2011年10月19日~今年4月6日、動画投稿サイトやゲームサイトなどを通じて児童ポルノの製造や提供を呼び掛け、画像や動画をメールで交換したり、DVDやSDカードを1万2000~3万7000円で売買したりした疑い。 2~22人の7グループに分かれて画像をやり取りしていたという。 両県警は昨年1月、児童ポルノが販売されている掲示板などを見つけ、共同捜査。165か所を捜索し、画像約26万点を押収した。