2008年10月16日16:18 カテゴリ書評 マイケル.T.カウフマンの『ソロス』。 BBCのワールド・ニュースは、新興国とのつながりに強みを見出しているようです。先日は、インド系のイギリス人夫婦が、インドで代理母を見つけ安く出産をした体験談を放送していました。世界の株価が暴落したときには、ムンバイのレポーターが登場。「金融危機」と「信用不安」とを区別し、インドの銀行にサブプライムの影響は少なく、世界的な信用不安の影響を受けているだけだ、と話していました。 英国で銀行への資金投入が決まりかけたころ、CNBCのロンドンの担当者は、Welcome to Socialism(社会主義へ ようこそ)と皮肉を込めて言っていました。レポーターは、Everybody is Equally Poor、皆が等しく貧しくなると解説。市場が崩れ、国家が強く介入している場面なので、いまは「自由の敗北」だとか「市