ホルムズ海峡は、ペルシャ湾とオマーン湾を結ぶ狭い水域だ。英オックスフォード大学ウースター・カレッジで地球科学を教えているマイク・サール教授によると、地質学的にもたいへん貴重な場所だという。(J MARSHALL - TRIBALEYE IMAGES, ALAMY STOCK PHOTO) 世界で海上輸送される石油のおよそ4分の1が通過するホルムズ海峡。およそ50kmの幅でペルシャ湾とオマーン湾を結び、交通量が極めて多く、何かあれば世界経済に甚大な影響を及ぼす重要な「チョーク(窒息)ポイント」のひとつだ。そして、2026年2月下旬から始まった紛争で、危機は現実のものとなりつつある。 ホルムズ海峡は2つの大陸が衝突した場所でもあり、地質学的にもたいへん貴重な場所だと言うのは、英オックスフォード大学で地球科学を教えるマイク・サール教授だ。 黒く険しい岩壁と複雑な海岸線は、海面上昇で谷が水没してで

