イランのエブラーヒーム・ライーシー大統領が搭乗したヘリコプターが5月19日に墜落、20日に大統領含めた搭乗者9人全員の死亡が確認された。同乗者にはアブドゥルラヒヤーン外相、ラフマティー東アゼルバイジャン州知事、アリー=ハーシェム東アゼルバイジャン州最高指導者代理等がいた。墜落の原因やライーシー大統領等の直接の死因は不明であるが、事故当時に現場付近では濃霧が発生しており、墜落した機体は大破していることから、事故による死亡の可能性が高いと見られている。一部メディアでは暗殺の可能性も指摘されており、イスラエルの関与を疑う声もあるが、現時点で暗殺説を支持するような証拠は出てきておらず、憶測の域を出ていない。 ライーシー大統領一行は、イランとアゼルバイジャンとの国境に建設されたギズ・ガラーシー・ダムの竣工式にアゼルバイジャンのアリエフ大統領とともに出席、その帰路としてイラン北西部の都市タブリーズに戻
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