データ統括部AI基盤部の竹村( @stakemura )です。本記事では、このたびリリースされた、自分の声をキャラクターの声に変換できるWebサービス VOICE AVATAR 七声ニーナ を支えるバックエンド技術についてお話しします。 本サービスはDelight Boardという部署横断型のプロジェクトにて、1000人を超える社員投票により自分の案がまさかの採択となったことがきっかけとなります。幸運にも、百戦錬磨のプロジェクトメンバーに助けられ今日のリリースを迎えましたが、採択当時は人脈も信用貯金も何もない入社一年目の思いつきにすぎず、言い出しっぺである自分の力不足によりタイトなスケジュールでの開発となってしまいました。本記事では、その限られた開発期間の中で、自分が何を考えて実装したかを中心にお伝えします。 サービングに求められる要件 七声ニーナの音声変換はブラウザから受け取った入力音声
2021.07.27 ナチュラルな音声変換技術を、親しみやすいUXで #機械学習 #音声変換 #UX #エンターテインメント 抱えていた課題・目的 ユーザー参加型の、より親しみやすい独自IPの創出。 目標とする声色の再現性と高速な音声変換の両立が困難だった。 実現した結果 従来難しかった誰の声からでもキャラクターの声へ高速変換する技術を実現。 エンターテインメントとAI技術の融合により、新しいユーザー体験を生み出した。 社内公募プロジェクトから始まったプロジェクト。 音声変換技術を融合させたオリジナルIPの開発をしました。ユーザーが10秒間話した声を短時間で音声変換し、七声ニーナの声として出力します。 テクノロジーとエンターテインメントの融合 プロトタイプであることを象徴する、ある意味不完全なキャラクターは、まだ保証しきれない品質への補完、つまり今後進化していくということを意味します。 そ
Windows で Node.js や nginx を扱っている人向けの投稿です。 NSSM というのは、Windows で exe でも bat(バッチ)スクリプトでも、なんでもサービス化できる簡単で便利なツールです。 結構便利なので使っているんです。 nginx や node のプロセスを Windows サービスで常駐化したり。 ところが http://nssm.cc で公開されている nssm のGitソースへのリンクが切れていました。 しかたがないので2015/12/02 git pullしてあったソースのgitリポジトリを以下にpushしました。 https://github.com/LightSpeedWorks/nssm NSSM: The Non-Sucking Service Manager Version 2.24, 2014-08-31 コピー元は2015/12/0
前回からの続きです。 ■用語 ■CMK(Customer Master Key)とCDK(Customer Data Key) ■キーマテリアル ■AWSマネージド型キー ■カスタマー管理型キー ■カスタマーキーストア ■AWSマネージド型キーとカスタマー管理型のキーの違い ■用語 KMSを利用するうえで重要となる用語についてです。 ■CMK(Customer Master Key)とCDK(Customer Data Key) KMSではCMKとCDKという2つの鍵を使用します。 先に2つの鍵を比較した表を載せます。 ※不足がある部分もありますが、最初のとっかかりとしては良いかと。 CMKはKMSを利用する際に必ず作成します。 ※AWSマネコンから一から作成する方法と、事前に別の方法で作成した鍵をCMKとしてインポートする方法があります。ただしインポートする鍵は256ビットの対象キーであ
AWS KMSのCMK(Customer Master Key)のアクセス制御方法について考えていました。キーポリシーとIAMポリシーを組み合わせたアクセス制御と、キーポリシーのみのアクセス制御を確認したかったので試しました。 本記事から得られるものはCMKのキーポリシーについて何かの参考になることがあるかもしれないくらいです。 Managing access to your AWS KMS resources - AWS Key Management Service キーポリシーとは アクセス元に設定するIAMポリシーとは別にKMSにはキーポリシーというアクセス制御の仕組みがあります。 以下はデフォルトのキーポリシーの例です。 { "Version": "2012-10-17", "Id": "key-default-1", "Statement": [ { "Sid": "Enable
どうして人間集団はこんなにも知見の共有を円滑にできないのか? 改善にはドキュメントにまつわる各個人の心構え・制度設計・技術的解決の全部が必要だという話をしたい. ここでテーマにしているのは,著名OSSなど世の中にいくらでも知見が転がっている対象ではなく,特に企業内の十数人のチームでクローズドに開発しているなどして集合知に頼れない状況下でのドキュメントについてである. 非常に乱暴な言い方をするなら,「コードとか大部分は誰でも書けるようになるものなんよ,そんなところにマッチョイズムとか感じなくてええねん,我々の知的体力や組織性が真に試されるのはドキュメントちゃうんか」という気持ちです — 画力・博士号・油田 (@bd_gfngfn) June 3, 2022 ドキュメントに書く内容の必須項目或るシステム(ソフトウェアなど)について,そのシステムのことを全く知らない人を想定読者としたドキュメント
AWS KMS は AWS KMS、 AWS KMS 暗号化テキストがインポートされたキーマテリアルを持つ KMS キーで暗号化された場合でも、 の外部での暗号化テキストの復号をサポートしていません。 AWS KMS は、このタスクに必要な暗号化テキスト形式を公開せず、形式は予告なく変更される可能性があります。 インポートされたキーマテリアルは、カスタムキーストアの KMS キーを除くすべてのタイプの KMS キーでサポートされています。 インポートされたキーマテリアルを使用する場合、 がキーマテリアルのコピーを使用 AWS KMS できるようにしながら、キーマテリアルに対する責任は引き続き負います。そうする場合の理由として次のものが考えられます (複数が組み合わさる場合もあります)。 要件を満たすエントロピーのソースを使用してキーマテリアルが生成されたことを証明するため。 AWS サービ
ECMA Script6(JavaScript)のnew Date()をUTCからJSTに変換する方法(AWS Lambdaで注意)
スライスとは可変長の配列のことです。 Go言語でWeb APIを実装する場合(= JSONレスポンスを作成する場合)などで以下のような『構造体を要素に持つスライス』を作成する機会があります。 users = [ { "name": "Suzuki", "age": 20 }, { "name": "Tanaka", "age": 21 }, ] 今回は、構造体を要素に持つスライスの作成方法についてまとめます。 構造体を要素に持つスライスの作成(変数定義)方法 スライスの作成は、型[]T(型Tのスライスを表す)を利用する方法 と、make関数を利用する方法があります。1 2 User構造体のスライスをusers変数として扱う場合、スライスの作成方法には以下の種類があります。 make関数を利用する方法 make([]User, 0) []を利用する方法 users := []User{} v
time.Time型の変数を取得 ( Now Date Parse Unix ) timeパッケージの Now関数 Date関数 Parse関数 Unix関数 を利用して、time.Time型のインスタンスを取得できます。 package main import ( "fmt" "time" ) func main() { t1 := time.Now() fmt.Println(t1) t2 := time.Date(2020, time.December, 10, 23, 1, 10, 0, time.UTC) fmt.Println(t2) t3 := time.Date(2020, time.December, 10, 23, 1, 10, 0, time.Local) fmt.Println(t3) t4, _ := time.Parse(time.RFC3339, "2020-
この記事について 上のチートシートは、Goで時刻を扱う際に出てくる表現法と、それらを互いに変換するためにはどうしたらいいのかを一枚の図にまとめたものです。 この記事では、このチートシートに出てくる処理の詳細について掘り下げて説明しています。 使用する環境・バージョン OS: macOS Catalina 10.15.7 go version go1.18 darwin/amd64 OSのタイムゾーン: JST(日本標準時、UTC+0900) 想定読者 この記事では、以下のような方を想定しています。 Goの基本的な文法は分かっている人 異なる時刻の表現法を、Goではどのように変換することになるかを知りたい人 逆に、以下のような方は読んでも物足りないか、ここからは得たい情報が得られないかもしれません。 一般的にサーバーサイドで、どうすればタイムゾーンを正しく扱うことができるかを知りたい人 タイ
割り箸は木の無駄使いだと思っていませんか? 実は、国産割り箸に限って言えば、そうではないのです。日本人の知恵で誕生した割り箸は、木材として使えない端材(はざい)を有効活用したアイデア商品でした。国産割り箸は何からできているの? そもそも林業の仕事って何? 林業のイロハをわかりやすく解説します。 割り箸は端材の有効活用 割り箸は「国産」か「中国産」 近年、日本では年間約200億膳もの割り箸が消費されており、そのうち9割以上が中国からの輸入品です(林野庁、2012年度森林・林業白書より)。でも、スーパーなどで割り箸売り場をよく見ると、中国産より少し値段の高い「国産の割り箸」も売られています。 私たちが使っているような形の割り箸が誕生したのは、明治時代だと言われています。奈良県の吉野で寺子屋の先生をしていた人が、たるの材料として使われていた吉野杉の端材を有効活用しようと考案したそうです。 現在で
皆さま、こんにちは。 無垢の木と自然素材を豊富に使った、職人のていねいな手刻みによる「キグミノイエ」です。 今回のブログでは割り箸を取り巻く環境問題についてをお話いたします。 割り箸は環境にやさしい? コンビニでお弁当を買えば必ずついてくる「割り箸」。 割り箸は私たちの生活の身近なところで使われるとても便利な代物です。 ただ、割り箸は使い捨てであることから、 資源の無駄遣いではないのか?森林破壊になるのでは?など、多くの議論がこれまでにされてきました。 過去に「割り箸論争」と呼ばれる議論が何度か行われてきたことから、 割り箸=森林破壊のイメージがどことなくあるのではないでしょうか。 結論からいうと、日本の木の箸や割り箸、つまりは国産材で作られたものに限っては、森林破壊にも資源の無駄遣いにもなりません。 むしろ、本来捨てられるはずだった木の端材や間伐材を再利用した「環境にやさしい商品」だった
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