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ブックマーク / p-shirokuma.hatenadiary.com (19)

  • 中二病をドライブさせるアニメは嗜好品をちゃんと描いて欲しい - シロクマの屑籠

    最近、うちのtwitterのタイムラインで『ロード・エルメロイII世の事件簿』のアルコールの描写について、目に留まるツイートが流れてきた。 ロード・エルメロイⅡ世の事件簿、ロックグラスと液量と氷の数のバランスとか、リムジン内バーカウンターのグラスの状態(※)とか、どうも酒のシーンで引っかかるんだよなぁ (※)シャンパングラスではなく妙にステムの短いボルドー型?なのはともかく、覆い板もなければナプキンでのカバーもしていない pic.twitter.com/FcJfvV723z— petrovich (@petro_vich) 2019年8月28日 これは私も引っかかった。 なぜシャンパングラスではない? そこに冷やしてあるのはシャンパンボトルか、万が一違うとしても白ワインのボトルではないか? [正規品] RIEDEL リーデル シャンパン グラス ペアセット ワイン シャンパーニュ 230m

    中二病をドライブさせるアニメは嗜好品をちゃんと描いて欲しい - シロクマの屑籠
    regicat
    regicat 2019/09/01
    若者の酒離れ
  • 「自分に刺さるコンテンツ」がなくなったっていいじゃないか - シロクマの屑籠

    https://anond.hatelabo.jp/20180829224019anond.hatelabo.jp b.hatena.ne.jp ※このブログ記事を書いて数時間後、ブログ記事体が削除されたのではてなブックマーク上の反応を追加しました。 2018年は季節の移り変わりのテンポが早くて、もう、朝夕はめっきり涼しくなった。 そのためか、ちょっとメランコリ―なブログ記事に、はてなブックマーカーが殺到しているのを見かけた。 いまどきの人生を四季に例えるなら、20歳までは春、20代~40代は夏、50代~60代は秋だろうか。40代を「夏の終わり」とみるのは早すぎる気がしなくもないけれども、20~30代から見れば、40代人生の後半にみえるかもしれない。もちろん、50代以降の人には40代はまったく違ったものとしてうつるのだろうけれども。 これについて、ブログ記事筆者の気持ちとはほとんど無関

    「自分に刺さるコンテンツ」がなくなったっていいじゃないか - シロクマの屑籠
    regicat
    regicat 2018/09/07
    だって若い頃に刺さったコンテンツは刺さりっぱなしだもの。それを頼みにしてるんじゃない、一生抜けないのよ。id:jap_genocide それは衝撃が好きなんであってコンテンツが好きなわけじゃないので、オタクとは呼べないな
  • 「小説家になろう」を読んでいると「どけ、俺が書く!」と言いたくなる

    屋外はうだるような暑さのなか、エアコンの効いた部屋でスパークリングワインを飲みながら物語を読むのは至福のひとときだ。疲れた頭でも読みこなせる読み物が、いまどきはweb上にたくさんある。 そんなこんなで、「小説家になろう」を読む。 我が家のPCには「小説家になろう」のブックマーク入れがあって、ここに、なろう小説がどこからともなく集まってくる。のどを鳴らしたくなる作品が入っていることもあれば、水っぽいワインのような作品が入っていることもある。何がブックマークされているのかはわからない。ともあれ、自分で一から探すのに比べればありがたいことではある。 で、エアコンの効いた部屋でスパークリングワインを飲みながら読んでいるせいで、ときどき、「どけ!俺が書く!」と言いたくなることがある。 「中世~近世ファンタジー風に書くなら、透明感のあるワインを居酒屋で出しちゃあ駄目だ、そんなのは最高級品だ」 「蒸留酒

    「小説家になろう」を読んでいると「どけ、俺が書く!」と言いたくなる
    regicat
    regicat 2018/08/14
    新井素子ですら「あれは自分でも書けると思わせるあたりがヒットの要因」とか言われて、現に当時のコバルト新人賞応募が「(ドタバタドタバタ)今のうちに自己紹介しとくね、あたし〇野〇子17歳」で埋まったらしい
  • ヤン・ウェンリーが「なろう小説」の主人公に思えて仕方がない - シロクマの屑籠

    銀河英雄伝説 Die Neue These 第1巻(完全数量限定生産) [Blu-ray] 出版社/メーカー: 松竹発売日: 2018/07/04メディア: Blu-rayこの商品を含むブログ (2件) を見る 新アニメ版の銀河英雄伝説、『銀河英雄伝説 Die Neue These』を楽しみにしているけれども、タイトルに書いたように、最近、ヤン・ウェンリーが「なろう小説」の主人公みたいに思える病気にかかってしまった。 原作を読んだのも旧アニメ版を観たのも二十五年以上前で、当時は「小説家になろう」なんて存在していなかった。web小説どころかライトノベルというジャンル名すら存在していなくて、ノベルスと呼ばれていたように記憶している。 それはともかく、新アニメ版のヤン・ウェンリーが、今は「なろう小説」の主人公みたいに見えてしまう。 アスターテ会戦でもエル・ファシルでも、ヤンは奇跡のような活躍をみ

    ヤン・ウェンリーが「なろう小説」の主人公に思えて仕方がない - シロクマの屑籠
    regicat
    regicat 2018/05/08
    E. ハミルトンの「スター・キング」シリーズとかバロウズの火星シリーズとか
  • インターネットの自由と世間様 - シロクマの屑籠

    これに類することは沢山の人が書いているし、私だって書いていそうだけれども、反復的になったって構わないから書いておく。 たぶん、昔インターネットをはじめた人が考えていた自由とは、「自分の表現したい事を、誰にも文句を言われることなく表現できる」自由だったのだと思う。少なくとも私がネットサーフィンしていて感じたのは、それだった。あとは「表現されているものを誰にも文句を言われることなく閲覧する自由」。世間に対する呪詛も、いかがわしいエロも、書いたって構わないし眺めたって構わない――「インターネットは自由だ」と言った時に多くのユーザーが無意識のうちに含意していたのは、表現するにせよ、閲覧するにせよ、そういった「誰にも文句を言われることがない」という修飾語のついた自由だった。イコールではないけれども「無責任」というレトリックにも近かったかもしれない。 現在もインターネットには表現の自由がある、と思う。

    インターネットの自由と世間様 - シロクマの屑籠
    regicat
    regicat 2016/03/29
    批判も炎上も目に付きにくかっただけで、昔からあったと思うけどな。「半年ROMれ」はインターネットの自由を制限するものなのかどうなのか。
  • マジョリティが二次創作や脳内補完に親しんでいる社会 - シロクマの屑籠

    大塚英志緊急寄稿「企業に管理される快適なポストモダンのためのエッセイ」 | 最前線 - フィクション・コミック・Webエンターテイメント 先日、大塚英志さんが書いたKADOKAWAとドワンゴの合併についての文章を読んだ。文章を読み進めるうちに、何か喋りたくて仕方が無くなってきた。面白かった、ということだろう。 特に印象的だったのは、以下のくだりだ。 つまり、KADOKAWAとドワンゴの合併はコンテンツとインフラの合併ではなく、インフラとインフラの合併である。ニコ動とジブリとか、角川と講談社の「合併」(もう何があっても驚いてはいけない)ならインフラとコンテンツの合併になるが、そうではない。 http://sai-zen-sen.jp/editors/blog/sekaizatsuwa/otsuka-%20essay.html KADOKAWAはコンテンツを販売している会社のようにみえる。けれ

    マジョリティが二次創作や脳内補完に親しんでいる社会 - シロクマの屑籠
    regicat
    regicat 2014/05/26
    二次創作は病理とかじゃなく「せずにいられない」もの。中島梓の「わが心のフラッシュマン」とか読んで欲しい。
  • 「承認欲求の赤色巨星」に会いに行く - シロクマの屑籠

    病院の待合室で待っている間に、ちょっと。 http://d.hatena.ne.jp/aureliano/20111017/1318836288 http://d.hatena.ne.jp/aureliano/20111019/1318990671 ベストセラー作家が、インターネットのなかでは辺境と言っても差し支えの無い、(株)はてな の社長やユーザーに対して繰り返し言及するさまを見て驚愕した。と同時に、その言及に際してのレトリックが尋常ではなく、id:aureliano氏こと岩崎夏海さんの作家性の一端を垣間見たような気がしたので、書きとめておく。 aureliano氏の自己イメージは、ベテルギウス並みの超巨星 一連の記事を見て私が連想したのは、太陽の数百倍の質量を持った赤色巨星・ベテルギウスだった。冬の空、ギラギラした赤い光を放つオリオン座の一等星だ。氏は、「Stay hungry, S

    「承認欲求の赤色巨星」に会いに行く - シロクマの屑籠
    regicat
    regicat 2011/10/20
    あちらさんには「偉大なるジョブズに準える」みたいな意識は全くなくて、「ジョブズってよく名前聞くけど、どんくらい偉いの?俺とあんまり変わらないんじゃない?」みたいな意識のような気がする。
  • 「ネットに慣れているなら情報強者」なの? - シロクマの屑籠

    「情報弱者」って言葉、ありますよね。“インターネットなどの情報メディアにアクセスできない人・使いこなせない人は、社会的・経済的に不利”みたいな意味だったかと思います。 では反対に、インターネットなどの情報メディアにアクセスさえ出来ていれば豊富な情報のメリットを享受できる「情報強者」と言って良いのでしょうか?この文章では、そのあたりについて考えてみます。 「スゴいのは、あなたじゃなくてインターネットじゃないんですか?」 インターネットやモバイル端末などに囲まれている若い世代が、過去の世代よりも沢山のメディア情報にアクセスできるようになったのは事実でしょう。また、ネットユーザーが一日に眺める情報量は相当なものです。でも、「インターネットのヘビーユーザーなら情報強者だ」とか、「若い頃からネットを使っている人なら情報処理能力に優れている」とみなすのは時期尚早だと思うんですよ。 そりゃ、ネットメディ

    「ネットに慣れているなら情報強者」なの? - シロクマの屑籠
    regicat
    regicat 2011/02/08
    問題にすべきは「ネットに慣れているなら情報強者か」じゃなくて、「情報強者ならスゴイのか」ってことじゃないかと。
  • 「シーンの最前線から退く覚悟はあるか?」 - シロクマの屑籠

    http://alfalfa.livedoor.biz/archives/51153958.html (※画像へのリンクは、http://image.blog.livedoor.jp/blv42/imgs/f/9/f97a6dae.jpg) リンク先は、2ちゃんねる界隈では有名な「ガイアが俺にもっと輝けと囁いている」である。描かれているファッションには賛否両論あるにせよ、ファッションに賭ける熱情のようなものが伝わってくるフレーズだ。 さて、有名な「ガイアが…」に隠れて目立たないものの、その右隣のフレーズもかなり凄い。 シーンの最前線に立ち続ける覚悟はあるか? by 山口(27) これを、中二病だとバカにするのは容易い。けれど、思春期のうちはそういう気持ちでチャレンジしたほうが、かえって色んなことが経験できるし、思い出もつくりやすいんじゃないかとも思う。若いうちは、“前のめりの没頭”というの

    「シーンの最前線から退く覚悟はあるか?」 - シロクマの屑籠
    regicat
    regicat 2010/01/16
    自分が技術を教えた後輩がいい仕事してるの見て、自分がやるより誇らしい気持ちになれた。胸張っておっさんおばさんになれるよ。
  • 現実女性に「萌える」という残酷 - シロクマの屑籠(汎適所属)

    http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1294494.html “美しい黒髪”といえば大和撫子。大和撫子といえば清楚で大人しそうなイメージ…といった具合に、女性の黒髪をスタート地点にして、ご都合主義の想像力を膨らませるのはそんなに難しいことではない。控えめな態度の妙齢黒髪女性を見かけた場合などは、とりわけそうだろう。 もちろん、黒髪女性の内実が、大和撫子と呼ぶに相応しいかどうかは分からないし、黒髪女性が大和撫子をやらなければならないというルールはどこにも無い。けれどもある種の男性は、そうやって自分の願望や想像力を黒髪女性に投影して、「よさげだなぁゲヘゲヘ」と想像力を膨らませずにはいられない。眼前の女性の内実とは無関係に「黒髪→大人しそう→おいしそう→俺でもモノにしやすそう」という想像力だけを連鎖させ、妄想的な願望を抱いたり、頭のなかで「架空のデー

    現実女性に「萌える」という残酷 - シロクマの屑籠(汎適所属)
    regicat
    regicat 2009/08/29
    ↓腐女子のナマモノ萌えはむしろその暴力性について過剰なほど自覚的で、それが「J禁」とかに表れてると思う。相手に嫌がられてることに気づけないのが「残酷」たる所以。
  • コミケの理念は、膨張にどこまで耐えられるのか問題 - シロクマの屑籠

    【Column】コミケ76に見る参加者の低年齢化とその問題点:ボーダーライン リンク先の記事では、コミックマーケットの低年齢化問題について焦点をあてている。私自身のみている限りでも、最近、中学生ぐらいの子が増えていると思う。こうした問題は、野放しにしておけばいずれ火種に発展する可能性が高く、それはコミケの存続にもダイレクトに関わってくるだろう。 それにしても、コミケ参加者も随分と変化したものだと思う。遠い昔は首都圏を中心とした“コアなおたくの祭典”だったのかもしれないが、いまや日全国からオタクが、否、オタクというよりはむしろ消費者が集う祭典へと変貌しつつある。敢えて「消費者が集う祭典」と書いたのは、それがコミケの理念からズレまくった物言いではあっても、残念ながら事実としてはそうなりはじめているからだ。 「コミケの理念と目的」については、こちらにまとめ記事があるので、もし良かったら読んでみ

    コミケの理念は、膨張にどこまで耐えられるのか問題 - シロクマの屑籠
  • 観客席から「政治」を愉しむ“メシウマ”ネットユーザー - シロクマの屑籠

    「2ちゃんねらーは敵に回すと恐ろしいが、味方につけると頼りない。」 けだし、名言である。「2ちゃんねらー」の部分を「残念な日のインターネット」と書き換えても、たぶんそっくりそのまま通じる。 先日、切込隊長blogで『「ネット世論と実際の支持率予想とのギャップ」と「ニコニコ的民主主義」』という記事が掲載されていた。そこに書かれていた日のインターネットの特徴をピックアップすると、 ・政党や政治団体が、ネットユーザーに政治的支持を呼びかける動きが奇妙なほど欠けている ・日常的なネットユーザーが、ダイレクトに政治活動している姿をろくに見かけない ・ネットユーザーは報道や情報に脊髄反射し、二週間も経つと新しい事件に無我夢中になる といったものだったと思う。 日のネットユーザーは「政治」プレイヤーというよりも、「政治」の観客 結局、この記事から改めて思い起こされるのは、ネットユーザー----少な

    観客席から「政治」を愉しむ“メシウマ”ネットユーザー - シロクマの屑籠
    regicat
    regicat 2009/07/12
    ネットユーザーに限らず日本人にとって、だと思うなあ<政治の観客//封建時代からの「知らしむべからず、依らしむべし」が定着しきってる。政治はお上のもの。
  • 人形やキャラを売るということ - シロクマの屑籠

    ついに「俺はミクの付属物じゃねえ!」とぶち切れるボカロPが現れた ほんらいの人形師は、人形の芸を巧みにみせて、人形劇が拍手喝さいされることを尊び、喜ぶものだと思う。 けれども、自身が操る美少女の傀儡ばかりが喝采を浴び、それでいて美少女人形のかわいらしさ以外の部分*1がまともに省みられない状況が続けば、ある種の疎外感に直面するかもしれない。さらには、人形師である自分自身の境遇に疑問を感じたり、美少女人形に黄色い声を飛ばす観客や美少女人形そのものに嫌気がさすこともあるのかもしれない。 そう思うと、人気の出てしまった人形師というのは因果な立場だな、と思う。客が集まらなければ集まらないで大変そうだけど、客が集まったら集まったで、今度は「褒められているのは、人形なのか、人形を操る俺の技量なのか、俺自身なのか」という問いに直面する。一途に自分の技芸の向上だけを願い、ストイックに自分自身の作風を追及する

    人形やキャラを売るということ - シロクマの屑籠
  • 「努力を恐れる男達」。 - シロクマの屑籠

    気で努力する・時間や情熱を賭けて努力する、ということを怖がる男達がいる。 「努力をしない男達」というよりも「努力を恐れる男達」。 これが単なる怠惰であれば、まだしも救いがあるのかもしれない。情熱の対象がみつかれば、彼は怠惰の檻から這い出るだろう。しかし“努力が恐いから”怠惰を装うタイプの人の場合は、そもそも情熱の対象に憑りつかれてのめり込むこと自体を避けてしまうので、情熱を持つこと自体が困難だ。こういう男達は、さも冷静を装った、斜に構えたようなポーズをとることで、情熱と努力から逃げ回っている自分自身に気づかないように振る舞っている。オタク向けの表現をするなら、『涼宮ハルヒの憂』のキョンのような男性、と言えば分かって貰えるだろうか。 なぜ、彼らは努力を恐れるのか?その要因は多岐にわたるだろうが、一言に集約するなら、 努力して自分が満足するような成果が得られなければ、高いプライドが傷ついて

    「努力を恐れる男達」。 - シロクマの屑籠
  • 夫婦関係や男女関係をこじらせない鍵について - シロクマの屑籠

    とある夫婦の離婚序章 男女平等を家庭に持ちこむのはやめにしないか - 狐の王国 性差による分業→家庭内の効率分業の次は、家庭外へのアウトソースかなとか - よそ行きの妄想 夫婦の役割分担の話が“はてな界隈”で盛り上がっていたらしい。 で、盛り上がっている方向は、どちらかといえば、社会を論じる方向になっているようにみえる。“はてな”らしい展開だ。 さて、家庭と家事の話になると、僕は「社会かくあるべし」よりも、「我が家がうまくやっていくにはどうすれば良いのか」のほうに想像力が向きがちだ。他人の家なんて二の次。まずは自分自身の夫婦内適応を盤石をしたい、と僕などは思う。 我が家は現在、料理の多くは僕が担当し、掃除や洗濯は嫁さんが担当するような形をとっている。僕も嫁さんも、これで殆ど不満は無いけれど、今後、どちらかの忙しさが増してくれば、比率が変わってくるだろう。幸い、お互いが今どういう状態なのかを

    夫婦関係や男女関係をこじらせない鍵について - シロクマの屑籠
  • 「ダメな俺を丸ごと受け止めてくれ症候群」のメカニズム - シロクマの屑籠

    ダメな俺を丸ごと受け止めてくれ症候群 リンク先のはてな匿名ダイアリーの記事が、色々と示唆的だ。「ダメな俺も丸ごと受け止めてくれ」、という三十代オタク男性に、女性の側が当惑し、到底引き受けられないと結論づけるまでのいきさつが記述されている。 くだんの三十代男性は、女性側が未だ好きとも嫌いとも、付き合うとも付き合わないとも判断しきっていない段階で、いきなり自分のダメな所を延々と語り始めたわけである。これは、例えば「合コン」「お見合い」などの場ではありうべからざる、交際前段階のコミュニケーションとしては非合理的な振る舞いのようにみえる。自分が職場で活躍している武勇伝でも話したほうが、まだしも効果的かもしれない。 にも関わらず、異性にアプローチするなかでのダメ語りというのは、意外と耳にすることがある。何故、付き合ってもいないうちから「ダメな俺も丸ごと受け止めてくれ」と言い出してしまうのか?私は、非

    「ダメな俺を丸ごと受け止めてくれ症候群」のメカニズム - シロクマの屑籠
  • オタク界隈という“ガラパゴス”に、“コミュニケーション”が舶来しました - シロクマの屑籠

    時代は オタク=コミュニケーション貧者 オタク愛好家=冴えない根暗 ではなくなってきてるんじゃないかと思う。 例えば僕が「脱オタサイト(汎用適応技術研究[index])」を開いた2001年頃だったら、秋葉原であれコミケであれ、[オタク=コミュニケーション貧者][オタク愛好家=冴えない根暗]という図式は、確率としては、かなりの確度で当てはまっていたと思います。インターネットで『侍魂』『ちゆ12歳』なんかがヒットしていた当時、“オタクでも服装を整えよう”とか“オタクだけど周りの目を気にしてみよう”などと考える人の姿はまだ疎らで、今で言うアキバ系ファッションが最盛期でした。 この2000年前後においては、服飾面でも、会話技能や処世術でも、アニメやゲーム趣味を主な娯楽にしている思春期男子と、そうではない思春期男子には、コミュニケーション能力のアベレージにかなりの落差があったと思います。当時、“脱オ

    オタク界隈という“ガラパゴス”に、“コミュニケーション”が舶来しました - シロクマの屑籠
  • 宴席で酒を無理強いされる状況も、事前対応次第で何とかなったかもしれない - シロクマの屑籠

    アルコールが呑めない人が無理矢理呑まされることはあまり好ましいことではないだろう。急性アルコール中毒のリスクは勿論として、身体的に変え難いものを気合だの帰属意識だの次第であると勘違いして他人に強要することには私も賛成できない。よって、まずは「呑めない人に無理矢理アルコールを呑ませる人」の態度なり考えかたなりを非難しようという意見には賛成ではある。 しかし、アルコールが呑めない人自身が無理矢理呑まされることには、幾ばくかの「自分の努力で回避できた余地」というものが含まれていることがある。とりわけ、新入生シーズンから一ヶ月が経とうとしているGWにもなって未だに「無理矢理呑まされる」とか「何年経っても呑まされる」ということになると、周りの連中の問題もさることながら、そんなポジションに甘んじている自分自身の判断なり舵取りにも問題があるのではないだろうか。初回の飲み会でリスクを回避できなかったという

    宴席で酒を無理強いされる状況も、事前対応次第で何とかなったかもしれない - シロクマの屑籠
    regicat
    regicat 2007/05/03
    これって「いじめられる側にも原因が」論じゃない。
  • 電車のなかでラノベが読める人が羨ましい - シロクマの屑籠

    通勤途中の電車のなかではラノベが読めない。電車のなかでラノベが読める人は凄いと思う。今日も私は読むことに失敗して酷い目に遭った。 あー、「人前でラノベなんて読んでられませんよ」などという中二病的な意味じゃなくて。いやそういう意味かもしれないけれど。 ラノベを電車の中で読んでいると、私は笑いを堪えることが出来なくなって笑い転げてしまうのだ。いい歳したおっさんが、カバーのついた文庫を読みながら、口元を歪めたり、時にプププと吹き出したり、それも二分も三分もしているわけだ。衆目監視のもと、三十路を越えたおっさんが電車の中で空笑いを浮かべる姿は、もし自分がみたとしてもさぞかしキモかろう。それを毎日毎日同じ路線で、同じ車両でやった日には、「へっまたあのおっさんニヤケてるぜ」「あらまぁ奥さんやだわねぇ」と内緒話をされた挙げ句、ある日ついに萌えな女の子の挿絵を盗み見られたり電撃文庫の栞がハラリとこぼれ落ち

    電車のなかでラノベが読める人が羨ましい - シロクマの屑籠
    regicat
    regicat 2007/04/11
    ラノベじゃないけど小説読んでて泣けてきて困ったことならある。年だなぁ。
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